グローバル家具ブランド「ARIAKE」のフラッグシップショールームが南青山にオープン
佐賀県を本拠地とする平田椅子製作所の東京での新拠点となるフラッグシップショールーム「HIRATA CHAIR TOKYO」が、2022年8月1日に東京南青山にオープンする。ミラノサローネにて反響が大きかったグローバル家具ブランド「ARIAKE」を始め、デンマーク と日本のデザインを融合したサスティナブルブランド「Hirata Gen Collection」など、オリジナルブランドが展示される。設計は、「ARIAKE」にてプロダクトデザインを手掛けている芦沢啓治建築設計事務所の芦沢啓治が担当。
ショールーム概要
平田椅子製作所とレグナテックによる共同ブランドARIAKE。メーカーとしての技術力、職人としてのスキル、そしてデザイナーとのコミニケーションにおける柔軟な姿勢を感じられる商品が、ARIAKEのディレクターであるガブリエルと芦沢によって造られた剥き出しの空間に配置される。既存の空間にできるだけ手を加えないようにしながらも、ショールームとして空間を整える上で、コストを睨みながら最低限のインフラを落とし込んでいる。また仕上げは最小限に、木目の美しいフローリングと、既存躯体との相性やメインで扱うARIAKEのブランディングからモルタルの左官をメインにスケルトン空間に付加していった。キッチン、そして椅子のディスプレーのシェルフなども平田椅子製作所に制作を依頼し、家具と同様なクオリティーを持たせることで空間の一体的な雰囲気を作り出している。
照明は、ここ数年海外の展示会や日本の展示会でもコラボレーションしてきたLE KLINTの照明。日本のブランドだが、多くのスカンジナビアからのデザイナーを擁するARIAKEにおいて馴染みのある照明を使って空間にアクセントを与えている。平田椅子製作所の家具とARIAKEの家具を空間とセットで見ることができる。
8月1日(月)グランドオープンより来店予約の受付を開始。予約がなくても自由に閲覧できるが、商談はHP内の予約受付ページより事前予約が必要。
ARIAKEについて
ARIAKEとは佐賀平野から望む有明海にちなんで名付けられた。ARIAKEは夜明けという意味でもある。グローバル市場を目指すために海外のデザイナーとコラボレーションを始めた2社の新しい幕開けを象徴している。デザイナー、職人、アートディレクター、フォトグラファーが集団で生活をし、日本文化のスピリチュアリティと都市の生活背景にインスパイアされた家具コレクション。
Hirata Gen Collectionについて
Hirata Gen Collectionは、自然素材に真摯に向き合い、最大級の質素な価値を届ける。ブランド名の「Gen」は、デンマーク語の「gene(遺伝子)」と日本語の「origin(根源)」の二つの言葉を意味しており、「家具」が提供できる根源的価値は何かを見つめ直し、デンマークと日本文化の根底にあるシンプルで質素な心地よい暮らしを目指す想いがこめられている。
平田椅子製作所について
平田椅子製作所は、椅子を中心に、ソファーやテーブルを製作する九州の木工家具メーカー。1963年に福岡県大川市で創業し、1992年に佐賀県佐賀市諸富町に工場を移転。「かたらいのしたに、いつも」という言葉をコンセプトに、家族・友人との楽しい団らんの時間を大切にする道具のひとつである家具が日常に溶け込むように、商品の開発から、製材、加工、塗装、椅子の張り込みまで自社工場で行い、心地のよい家具を製作している。
HIRATA CHAIR TOKYO 店舗概要
住所 | 住所:東京都港区南青山4-1-15 #103 |
グランドオープン日 | 2022年8月1日(月) |
営業時間 | 11:00-18:00 ( 定休日:日曜日 ) |