Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

ミラノ独自のスタイルに深く結びついたクラフツマンシップ、クリエイティビティ、イタリアンデザイン

ポメラートは、エレガンスの世界的基準であるミラノ独自のスタイルに深く結びついたクラフツマンシップ、クリエイティビティ、イタリアンデザインを東京でエキシビションとして紹介する。本展は2022年10月21日から10月30日まで東京のjingにて開催され、キュレーターは作家でありミラノ工科大学ジュエリーデザイン学科教授のアルバ・カッペリエーリが務める。adf-web-magazine-pomellato-exhibition-1

会場ではポメラートがいかに「ミラノスタイル」を作品の根幹に置いているかを明らかにする。美術品や工芸品に表現されているように、この地ならではの洗練された文化・教養は、その影響力の広さにあると言える。

ミラノは現在、ファッションとデザインの両面で世界的な中心地となっている数少ない都市のひとつです。それは、過去と未来が共存し、職人技とプロフェッショナリズムが評価され、美と優雅さが出会う、その包容力のおかげです。ミラノは正反対のものを組み合わせ、“違う”ということを大切にします。今回のエキシビションが表すように、ポメラートはミラノに息づく価値観と精神を表現しているのです。

アルバ・カッペリエーリ

エキシビション

本展は大きく3つに分けられ、それぞれがミラネーゼスタイルのユニークな特徴を表している。最初のエリアである「Creative Design(クリエイティブデザイン)」は、ファッション、建築、アートなど、ミラノの創意工夫からインスピレーションを受けたポメラートのマスターピースを讃え、イタリアンデザインに活力を与えるこの街のクリエイティブな才能を表現。ポメラートのシグネチャーピースとミラノの3つの家具アイコンを並べることで完成されている。「イコニカ」のジュエリーは、カッシーナ社製作のジオ・ポンティによってデザインされたスーパーレジェーラ チェアと、「ヌード」はアレッサンドロ・メンディーニのマジスプルーストアームチェアと出会う。最後に「カテネ」コレクションは、マイケル・アナスタシアデスがフロスのために制作したアレンジメンツの照明に繋がっている。adf-web-magazine-pomellato-exhibition-4

2つ目のエリアは「Supreme Mastery(至高の技能)」というコンセプトで、ポメラートの製作技術の伝統に敬意を表し、ミラノの熟練した職人らによる数世紀にわたるクラフツマンシップの遺産を継承している。ミラノは時代を超えて才能ある優れたクリエイターやアーティストを惹きつけてきた。ドゥオーモの壮麗さやヴィスコンティ家の影響力は、この地が過去も現在も最高の職人や金細工職人を惹きつけていることを物語っている。このセクションでは、ゴールドを手打ちしている様子を録音したサウンドインスタレーションも行い、一打一打のリズムと正確さは熟練の技法と、ポメラートの工房で今日も行われているように、すべて手作業で生み出されるマスターピースの中核をなす人間性を思い起こさせる。adf-web-magazine-pomellato-exhibition-3

3つ目のエリアは「Milanese Elegance(ミラネーゼエレガンス)」。ここでは、ミラノならではの洗練された雰囲気や思慮深さを感じさせる劇場や庭園のプライベートな空間で、ポメラート独自のスタイルの華麗なる輝きを体感できる。静かに物事を解決に導くミラノという控えめな都市は、決して表には出さず、盗み見することも避けて内に秘め、それはまるで外からは隠れたスカラ座の劇場や中庭のよう。ミラノの隠れた中庭の思いがけない美しさは、ポメラートの斬新なジュエリーにも反映されている。その魅力はピースの秘密のディテールに隠され、驚きを好む女性のために作られた。本展では、ハイジュエリーコレクション「ラ・ジョイア」の中から、世界初公開となる象徴的な5つのジュエリーが紹介される。adf-web-magazine-pomellato-exhibition-2

「From Milan to Tokyo Exhibition: A journey through Craftsmanship, Creativity and Design」

日程2022年10月21日から10月30日まで
時間10:00 ~ 20:00
場所jing (東京都渋谷区神宮前6-35-6)
入場無料 / 事前登録制 ※公式LINEより要予約