「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」展に「ミサワバウハウスコレクション」から出展
愛知県の豊田市美術館にて開催される「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」展に、ミサワホームが所蔵する「ミサワバウハウスコレクション」の作品24点が出展されることが決まった。本展は、1910年代から30年代に西欧中心に各地で現れたさまざまな「モダン」の形に焦点を当てた展覧会。2022年6月7日(火)から9月4日(日)までの豊田市美術館での会期終了後、島根県立石見美術館、東京都庭園美術館と巡回する予定。
1919年にドイツで設立された造形学校「バウハウス」の思想は、デザインや建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えている。1996年に日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワバウハウスコレクション」を開設したミサワハウスは、現在、作品約1,500点、資料約1,200点、芸術関連の蔵書約13,000冊を所蔵し、日本最多のバウハウス関連物を所有している。
ミサワハウスは、所有するバウハウス関連物を国内外の美術館へ出展・一般公開することで啓蒙活動に取り組んでいる。今回開催される展覧会では、西欧を中心に日本を含む各地でさまざまな「モダン」の形が現れた1910年代から30年代の作品を展示。当時の作家たちが国やジャンルを越えて同期し合い、共鳴しながら探求したいくつもの「モダン」の形が約400点集結して紹介される。「ミサワバウハウスコレクション」からはグンタ・シュテルツル「テキスタイルのデザイン」やエーリッヒ・ディークマン「小椅子」など24点の作品を展示。あわせて、ミサワホームグループのミサワホーム総合研究所の学芸員が展覧会の図録にブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校に関する論文を提供している。
展覧会 構成
- モダニティの萌芽 大戦前夜
- モダニティの進展 大戦間の動向
- モダニティの隆盛とモダニズムの進展 大戦後 1925 年
- モダニズムの隆盛と終焉
今後の巡回予定
- 島根県立石見美術館 2022年9月17日(土)-11月28日(月)
- 東京都庭園美術館 2022年12月17日(土)-2023年3月5日(日)
「 交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー 」 展 の開催概要
会期 | 2022年6月7日(火)~9月4日(日)(前期:7月24日まで、後期:7月26日から) |
会場 | 豊田市美術館 |
開館時間 | 10:00-17:30(入場は17:00まで) |
観覧料 | 一般1,400円/高校・大学生900円/中学生以下無料 |
ホームページ | https://bit.ly/3msxdF6 |