「伝説のレンズ」と呼ばれるズミクロン35mm F2 初期型をLIGHT LENS LABが復刻
焦点工房は、LIGHT LENS LAB の交換レンズ「LTM 35mm f/2」を数量限定で2022年12月27日(火)に発売した。LIGHT LENS LAB(ライトレンズラボ)LTM 35mm f/2は、ダブルガウスタイプのレンズ構成と真鍮製の鏡筒を採用した準広角レンズ。レンズに装着されたL-M変換リングを外すことでL39マウントカメラへも装着可能。カラーはシルバーとブラックの2色。価格はシルバーが169,200円 、ブラックペイントが179,100円。
中国の投資家である周氏が3年以上掛けて進めてきた復刻プロジェクトにより製品化されたもので、通称「八枚玉」と呼ばれた最初期のライカ製「35mm F2」と非常に近い性能を持つ。レンズはオリジナルのガラス硝材に近い原材料で製作され、コーティングや鏡筒デザイン、無限遠位置でのピントリング固定方法なども再現。さらに、レンズの取付け指標には贅沢にルビーを使用、鏡筒は耐久性を重視した真鍮製とし、アルミ合金製のオリジナルレンズよりしっかりした重厚感や高級感を味わうことができる。製品全体の仕上がりと再現性の高さから、ライカユーザーの間では「周八枚」の愛称で呼ばれ、関心を集める。
サンプル画像
仕様
- 対応マウント:L39 / Mマウント
- 焦点距離:35mm
- フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型
- レンズ構成:6群8枚(ダブルガウスタイプ)
- 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
- 最短撮影距離:0.7m
- 絞り:F2-F16
- 絞り羽根:10枚
- フィルター径:39mm(E39規格)
- サイズ:Φ51mm×28.5mm(マウント部除く) ※
- 質量:約225g ※
※L-M変換リング(約20g)装着時