国内外問わず幅広い分野のデザインがアワード応募の対象
公益財団法人日本デザイン振興会は、2021年4月1日(木)より主催事業である2021年度グッドデザイン賞の応募受け付けをスタートした。応募はグッドデザイン賞のウェブサイトで受け付け、締め切りは5月26日(水)、受賞結果は、10月20日(水)に発表される。
グッドデザイン賞は、1957年から続く日本を代表する世界的なデザイン賞として、毎年国内外の企業や団体、デザイナーなどが多数応募し、これまでに多くの優れたデザインが受賞してきた。2020年度は、4,769件の応募を対象に審査を実施した結果、1,395件が受賞。引き続き社会がコロナ禍にあり、「ニューノーマル」や「ポストコロナ」を見据えた新たな動きも見られる中で、これからの社会に向けた提案や、人々のより良い暮らしの実現を目指すデザインの応募が期待される。
審査委員長・副委員長は、安次富隆、齋藤精一に
2021年度の審査委員長・副委員長は、昨年に引き続き、安次富隆(プロダクトデザイナー、ザートデザイン取締役社長) と、齋藤精一(クリエイティブディレクター、パノラマティクス主宰)が務める。プロダクトをはじめ、建築、コンテンツ、ビジネスモデルなど、多様化が進むグッドデザイン賞の審査において、異なる専門分野を持った正副委員長を中心に、総勢約90名の審査委員がさまざまな視点から応募対象を読み解く。
グッドデザイン賞応募対象とその条件
商品・建築・アプリケーション・ソフトウェア・コンテンツ・プロジェクト・サービス・システムなど。日本国内外、一般用/業務用は問わない。2021年10月20日(水)に受賞発表が可能なこと。2022年9月30日(金)までに購入または利用が可能なこと。
- 応募資格:応募対象の事業主体者、およびデザイン事業者
- 応募費用:審査費、出展費など段階に応じた費用が発生
- 応募方法:グッドデザイン賞ウェブサイトの応募専用ページで、2021年5月26日(水)までに登録