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Dior2020春夏オートクチュールコレクション開催

ラフ・シモンズの後を受けてDiorのクリエイティブディレクターに就任したマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri 1964年 -)は、2020年1月20日(月)にロダン美術館(パリ)で行われた2020春夏コレクションにおいても、フェミニズムとフェミニニティの複雑な関係を探究。Diorコレクションのインスピレーションのもととなったのは「フェミニスト・アート」という言葉を生み出したとされるフェミニストのアイコン的存在であるアメリカ人アーティスト、フェミニスト美術家、教育者、作家のジュディ・シカゴ(Judy Chicago 1939年 -)。ジュディ・シカゴが今回のDiorコレクションのために特別にデザインしたものはショーの舞台でもあり、また巨大なインスタレーション作品でもある《The Female Divine》。これはシェルターのようでもあり、女神の身体を表現している。また、1月21日(火)から26日(日)の期間で一般公開中となっており、メゾンのショー会場がエキシビションとして一般に向け公開されるのが初となる。

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PHOTO BY SARAH BLAIS

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PHOTO BY ADRIEN DIRAND

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PHOTO BY KRISTEN PELOU

会場内の左右に掲げられた装飾が、女神のように輝くような美しさを彷彿させるDiorコレクションのシルエットを際立たせ、タイムレスな魅力とともにDiorのサヴォワールフェール(savoir-faire)を感じさせるペプラムなどのディテールや、柔らかいカラーパレット、ゴールドをアクセントに添えたマスキュリンなファブリックがショウを彩どった。Dior2020春夏オートクチュールコレクションショーの様子はDiorウェブサイトで閲覧できる。

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PHOTO BY KRISTEN PELOU AND DIOR

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FINALE BY DIOR