角川武蔵野ミュージアムにて”わからない”を楽しむ「タグコレ 現代アートはわからんね」が開催
ところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアム 1F グランドギャラリーにて、タグチアートコレクション展「タグコレ 現代アートはわからんね」が2023年2月4日(土)から5月7日(日)の期間に開催される。現代アートとまったく縁のなかった昭和のビジネスマン 田口弘が、いかに現代アートに出会い、引き込まれていったのか。アートとの出会いで経験した驚きや発見などを「タグチアートコレクション」(以下、タグコレ)および「ミスミコレクション」の作品を通して追体験ができる展示となっている。
気になるけれど分からない、現代アートを新しい視点から楽しむ展覧会
「現代アートは気になるけれど、よくわからない……」。そう思っているのはあなただけではない。そしてその思いから出発して、日本を代表する現代アートコレクションを作った人がいる。それは現代アートとまったく縁のなかった昭和のビジネスマン、田口弘。彼がいかに現代アートに出会い、引き込まれていったのか。本展覧会は、アートとの出会いで経験した驚きや発見などを「タグコレ」および「ミスミコレクション」の作品を通して追体験ができる。作品をコレクションしていくのは「スキ!」という思いからだけではなく、さまざまな理由がある。そして、実際に作品を買うときのワクワク、ドキドキ感はコレクターの醍醐味である。そのようなコレクションの舞台裏も紹介する。
コレクターは十人十色。買い集めた作品には、それぞれのコレクターのカラーが色濃く反映される。いま、コレクションの運営は田口弘から娘の美和へと引き継がれ、そのカラーも少しずつ変化している。タグコレを通して、私たちはアートの世界の変化やその幅広さを感じることができるはずだ。
出品予定作家
会田誠、カラ・ウォーカー、アンディ・ウォーホル、オスジェメオス、加藤泉、グレゴリー・クルードソン、小泉明郎、デイヴィッド・サーレ、さわひらき、ラキブ・ショウ、インカ・ショニバレCBE、スーパーフレックス、田名網敬一、ミカリーン・トーマス、奈良美智、名和晃平、西野達、ピーター・ハリー、潘逸舟、ウラ・フォン・ブランデンブルク、キース・ヘリング、デイヴィッド・ホックニー、ライアン・マクギネス、テレサ・マルゴレス、アド・ミノリーティ、宮島達男、ヴィック・ムニーズ、ザネレ・ムホリ、オスカー・ムリーリョ、森村泰昌、ロイ・リキテンスタイン、トーマス・ルフ、ケヒンディ・ワイリー、渡辺豪(五十音順)
タグチアートコレクション(タグコレ)とは
ミスミグループ創業者の田口弘が集めた世界各地の現代アート作品約650点(2022年10月末時点)からなるアートコレクション。田口はミスミの社長在職時にアメリカン・ポップアートを中心とした「ミスミコレクション」を築き、現代アートの企業コレクションとして我が国における先駆けとなった。その後に開始した個人コレクションでは、世界各国あるいは日本国内にも対象を広げ、立体・写真・映像など、素材・形態も幅広く収集している。2013年より長女の田口美和が運営に参画し、展覧会の開催とコレクションの拡充に努めている。
「タグコレ 現代アートはわからんね」開催概要
会期 | 2023年2月4日(土)~5月7日(日) |
会場 | 角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー |
開館時間 | 日~木10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 |
休館日 | 第1・3・5火曜日 |
公式サイト | https://kadcul.com/event/104 |
チケット | オンライン購入、および窓口購入 |