アートと自然を楽しむための全く新しいコンセプトの宿泊施設
風景司・団塚栄喜(だんづかえいき)の滞在型アートワークプロジェクト「不時泊」が2024年6月下旬より順次開業する。「不時泊」は大分県竹田市「PERMA(パーマ)」、竹田市久住高原「IROA(色空)」、竹田市神原「LUTEN(流転)」、大分県佐伯市大入島「HASO(波礎)」、そして神奈川県横須賀市「IKUSA(居草)」と、それぞれ異なる5つのコンセプトをデザインし、多様な「風景」と向き合うことができる一日一組限定の実験的宿泊施設。土地に触れ、自然と共存、共鳴しながら完成に約8年を費やし、コンセプチュアルなアプローチでありながら、かつてそこに暮らした人々の原風景に触れることができる唯一無二の空間となっている。
宿泊予約は公式サイトからできる。
団塚栄喜 プロフィール
1963年大分県佐伯市大入島生まれ。黒潮の海に浮かぶ小さな島に生まれ、蛍の舞う清流の森で育つ。幼少期の原風景が作品作りに強い影響を与える。桑沢デザイン研究所を経て、モノ派を代表する美術家、関根伸夫に師事。国内外で時間、空間、人間の「間」を繋ぐ風景を作品として手掛ける。多摩美術大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師、アースケイプ主宰。
都市景観大賞、土木学会デザイン賞、BCS賞、SDA賞、グッドデザイン賞、AACA賞、英国D&AD Award、米国Green Good Awardなどを受賞。2021年に著書『EARTHSCAPE「そこにあるべき」ストーリーを生み出す〈風景司〉団塚栄喜作品集』(CCCメディアハウス)を発刊。また、アートを通した環境活動『MHCP(メディカルハーブマンカフェプロジェクト)』、『不時泊』などのプロジェクトを展開。
MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)、SHIMOSE ART MUSEUM(広島県大竹市)、西武池袋本店 食と緑の空中庭園(東京都豊島区)、箱根・強羅 佳ら久(神奈川県箱根町)、箱根・芦ノ湖 はなをり(神奈川県箱根町)などランドスケープデザインやコンセプトデザイン、トータルデザインを手掛け、国内外で高い評価を受けている。