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コンセプチュアルアーティストと現代陶芸作家のコラボレーション

Barbara Kruger × 青木良太 - consumption -」が「アートかビーフンか白厨」で2024年10月29日(火)から11月30日(土)まで開催中。本展は現代アートギャラリーの「hiromiyoshii」がコラボレーターとして参加した企画展。

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本展ではアメリカを代表するコンセプチュアルアーティストのバーバラ・クルーガーによる作品と、現代陶芸作家である青木良太の作品が展示される。1970年代以降クルーガーが絶えず探究してきた権力、ジェンダー、階級、消費主義、資本主義のメカニズムというテーマの中に、これまでにない素材を用いながら現代における陶芸作品を作り上げる青木の実践を重ねることにより、どのような新たな問い、考え、関係性が生まれるかを問う試みとなっている。

バーバラ・クルーガー(Barbara Kruger)

1945年ニュージャージー州ニューアーク生まれ。アメリカのコンセプチュアル・アーティストであり、コラージュ作家。コンデナスト社マドモアゼル誌のヘッドデザイナーに就任。1970年代後半から、モノクロの写真を基調とした大規模なイメージに、赤、白、黒のFuturaやHelveticaのテキストを重ねた構成の作品を制作し、一躍脚光を浴びる。世界中の美術館で展覧会が開催され、市庁舎、駅、公園、バスやビルボードなどに設置されるパブリック・インスタレーションも数多く手掛けている。

クルーガーが各分野に与えた影響は計り知れず、1994年、ストリートウェアブランドのシュプリームは、クルーガーの作品を模倣してブランドのアイコンとも言えるボックスロゴを作成したことを認めている。クルーガー自身はもともと“The Pictures Generation”と呼ばれる「アプロプリエーション(流用、模倣)上等!」という姿勢をとっていたため、訴訟を起こすこともなく静観して終わっている。

現在はニューヨークとロサンゼルスを拠点に活動。

青木良太

1978年富山県生まれ。岐阜県土岐市のスタジオで制作を行う。年間約15000種類の釉の研究を通じて、金、銀、プラチナ等、陶芸では常扱うことのない素材を使用し、誰も見たことのない美しい作品を生み出し続けている。国内外で年間開催される多数の個展を中心に現代美術のアートフェアにも参加し、他分野とのコラボレーションも行うなど、陶芸の魅力を世界に伝えている。陶芸家を志す学生や若手陶芸家を集めた交流イベント「夏のイケヤン★」など、陶芸界の活性化となる様々な活動やアプローチを積極的に行っている。

「Barbara Kruger × 青木良太 - consumption -」開催概要

会期2024年10月29日(火)~11月30日(土)
時間17:00〜23:00
会場アートかビーフンか白厨
URLhttps://tinyurl.com/ccffkv92