“Bijutsutecho” 2023 July Issue Features “Street and Art” in Japan

ADF06/07/2023≫ Art

『美術手帖』2023年7月号

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『美術手帖』7月号の特集は「Groundbreaker 日本のストリートとアート」

美術出版社より、日本のストリートとアートの今を特集した『美術手帖』7月号が、2023年6月7日(水)に発売された。近年、注目を集める「ストリートとアート」について、現在日本で活躍するプレイヤーたちの言葉に耳を傾け、そこで育まれてきた表現や価値観を探る。

特集「Groundbreaker」

日本のストリートとアート

近年、バンクシーの新作が発表されるたびにニュースになるほど世間的な注目を集めるようになり、ストリート発のアーティストの作品がマーケットで高い人気を誇っている。「ストリートアート」をめぐる状況は大きく変わったように見える。では、「ストリートアート」とは何か？と考えてみると、その定義はとたんに曖昧なものとなる。

今回の特集では、SIDE COREを監修に迎え、「ストリート」と呼ばれる場所で生まれ、育まれてきた表現や価値観を、その場所で生きてきた当事者の世界観や声を通して見ていく。これをきっかけに「ストリートアート」の再定義が進むことが狙いで、「アート」の枠組みの再考をも促していく。

巻頭のインタビューでは、WANTO、森田貴宏、スケシン、グレート・ザ・歌舞伎町、TOKYO ZOMBIEと、熱量の高いコミュニティやシーンを形成している方々に話を聞いている。また、ストリートカルチャーの範囲が拡大していることにあわせ、タトゥーやスケートボード、グラフィティ、メッセンジャー、パルクールなど、様々な領域のキーパーソンが登場。また、東京だけではない全国のハブとなるショップも紹介。ストリートのアートを整理するのではなく、複雑に絡み合う路上の文化、その未知なる感性と価値観に迷い込む入り口になる特集となっている。

また、森美術館（東京）での「ワールド・クラスルーム：現代アートの国語・算数・理科・社会」で新作を発表しているヤン・ヘギュのロングインタビュー、テリー・ウィンタース、遠藤薫の取材記事を掲載。

鷲尾友公／細野晃太朗／高田光／対談：河野未彩×KANAE（MES）／YUKHINX a.k.a. YUKI／ame+fumijoe (security blanket)／Russell Mauric／ZOSEN×MINA HAMADA／濱田晋／山下丸郎（中島晴矢＋松村正人＋辻陽介＋鈴木沓子＝取材・文／倉田佳子＝聞き手・構成）

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