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空間そのものがひとつの生命体

井原宏蕗(いはら・こうろ)による個展「Breath-Through」がプラザ・ギャラリーで、2026年2月7日(土)から3月29日(日)まで開催される。生きものの痕跡や副産物を素材に、伝統技法を掛け合わせた彫刻を制作している井原。動物の糞を漆で固め、身体を象るように排泄元へと戻した作品や、鳥の巣を“うつわ”として見立てる作品、ミミズの糞塚を焼成し、自然が生み出した造形をそのまま作品化するなど、生きものの営みを彫刻として見つめ直す試みを行ってきた。近年ではシアノバクテリアであるイシクラゲと楮を混ぜた“光合成する紙”を用い、環境によって呼吸し、変化する作品の制作と研究を続けている。

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dyeing red #6 /カイガラムシ・絹・アルミニウム/H50 W30 D3 [cm] /2025

本展では、そのような作品を通し、空間そのものが呼吸し自然の流れが可視化されるような展示となる。作品が生まれる瞬間のブレイクスルーが呼吸を通して立ち上がり、空間全体がひとつの生命体のように息づき、時間とともに変化していく姿を見られる体験となる。

井原宏蕗

1988年 大阪府生まれ
2011年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

主な展示
2025年 個展「nested in nature」(天王洲セントラルタワー / 東京)
2025年 「こたえは風に吹かれている」(越後妻有里山現代美術館MonET / 新潟)
2024年 個展「Tracce di vita」(Galleria d’arte FABER / ローマ)
2024年 「ゴミうんち展」(21_21 DESIGN SIGHT / 東京)
2024年 「土に学ぶ、五感で考える」(銀座メゾンエルメス フォーラム /東京)
2024年 「ANIMALS & FRIENDS」(Tokyo Art Museum / 東京)
2023年 「六本木アートナイト2023」(東京ミッドタウン / 東京)
2023年 「ARTISTS’ FAIR KYOTO2023」(京都文化博物館 / 京都)

受賞歴
2023年 The Others art fair 2023「PREMIO OPERÆ」受賞
2019年 TOKYO MIDTOWN AWARD2019「グランプリ」受賞
2017年 第20回岡本太郎現代芸術賞「岡本敏子賞」受賞
2016年 トーキョーワンダーウォール2016「トーキョーワンダーウォール賞」受賞

井原宏蕗個展「Breath-開催概要」

会期2026年2月7日(土)~3月29日(日)
時間11:00~18:00 ※月火水休廊
会場プラザ・ギャラリー
URLhttps://tinyurl.com/3pfke889