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鈴木敏夫&カンヤダ サイン会と先行内覧会のセット券販売が決定

松屋銀座ではスタジオジブリの原点を振り返る展覧会「アニメージュとジブリ展」を、2023年1月3日(火)から1月23日(月)まで開催する。本展は2021年4月に展覧会の初会場として松屋銀座で開幕をしたが、緊急事態宣言の発令によりわずか10日で閉幕。展覧会は全国6会場の巡回を経て、展示・物販内容をバージョンアップして松屋銀座で再開催する。展覧会の開催を記念して、開幕に先立ち2022年12月28日(水)に鈴木敏夫とカンヤダのサイン会も開催。150人限定の特別なサイン会は、先行内覧会とのセット券となっている。adf-web-magazine-aimage-ghibli-exhibition-1.jpg

写真集『KANYADA、ジブリパークをゆく』

宮﨑駿、鈴木敏夫の2人を宮崎吾朗がはじめてジブリパークへ案内した“ある1日”。写真家Kanyadaがとらえた3者の表情と情景を、一冊の写真集にした。アニメージュとジブリ展で先行発売する。adf-web-magazine-aimage-ghibli-exhibition-3

Kanyada Phatan(カンヤダ・プラテン)

タイ出身の写真家。スタジオジブリが日本で発行している月刊小冊子「熱風」にて、「From Pak Thong Chai」を連載中。毎月一枚の写真と詩を寄稿している。著書に『ジブリ美術館ものがたり』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著書に『どこから来たのか どこへ行くのか ゴロウは?』(徳間書店)、『ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言。』(KADOKAWA)がある。2022年2月にはタイ・パクトンチャイの美しい風景を収めた写真集『KANYADA』(冬青社)を刊行。

アニメージュとジブリ展

作り手と見る人をつないだ雑誌

本展は雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てた展覧会。今から40年以上前、アニメが大きく飛躍した時代があった。若いアニメファンが熱狂した「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」らの作品。その作り手たちの生の言葉を伝えた雑誌、それが「アニメージュ」。雑誌がつないだ作り手と見る人のキャッチボールが、今につながる日本のアニメーションの隆盛をもたらした。

高畑勲・宮崎駿と出会った雑誌

多くのアニメの作り手を見出してきた「アニメージュ」は、高畑勲と宮崎駿の二人の才能と出会う。「アニメージュ」の連載から生まれた映画「風の谷のナウシカ」。自分たちの納得できる作品作りの新しい場・スタジオジブリの第1作「天空の城ラピュタ」。そして高畑・宮崎両監督そろい踏みの「火垂るの墓」「となりのトトロ」へ。「アニメージュ」は雑誌でありながら、二人の作品を送り出し、また彼らの言葉を見る人に伝え続けた。

もうひとつのスタジオジブリ誕生物語

かつて雑誌作りとアニメーション映画制作が非常に近い時代があった。本展覧会では、雑誌「アニメージュ」が多くのアニメ作品の誕生と発展に果たした役割を豊富な誌面展示と貴重な制作資料とで振り返る。そのことで、「アニメージュ」を作った人たちが、同じ精神でスタジオジブリを立ち上げ、現在まで作品を送り届けているということを示す。

アニメージュ

1978年5⽉26⽇に創刊した⽇本初の本格的商業アニメ雑誌・⽉刊「アニメージュ」(徳間書店)。アニメ雑誌のパイオニアとして、それまで作品の裏⽅として決して脚光を浴びることのなかった業界内部、作家や制作に関わる⼈々をクローズアップし、場⾯写真や制作の舞台裏を見ることができるインタビュー記事を掲載するなどファンからのニーズに応えてきた。「⾵の⾕のナウシカ」のアニメーション映画化でスタジオジブリ設⽴のきっかけとなった本誌は、2023年に創刊45周年を迎える今もアニメとファンをつなぐ橋渡し役となっている。adf-web-magazine-aimage-ghibli-exhibition-4

「アニメージュとジブリ展 」開催概要

会期2023年1月3日(火)から1月23日(月)まで
会場松屋銀座8階イベントスクエア
時間10:00 ~ 20:00