約50点のアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ作品を展示や映像等で紹介
文化庁は、文化庁メディア芸術祭25周年企画展「A Quarter-Century of Japan Media Arts Festival」を、東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL / E HALLにて、2023年2月4日(土)から14日(火)まで開催する。過去の「文化庁メディア芸術祭」のアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ部門の受賞作品の中から、25周年の節目にふさわしい作品を厳選し、展示する。
第1回から第25回までの歴代受賞作品の中から"時代を映す" 作品群を展示
文化庁では、メディア芸術の創造とその発展を図るため、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供する「文化庁メディア芸術祭」を1997年度より開催してきた。文化庁メディア芸術祭の25周年の節目に開催する本展では、歴代受賞作品の中から社会やテクノロジーの変化、メディア芸術の表現の多様性を感じられる作品群の展示を行い、文化庁メディア芸術祭の25年の歩みを振り返る。
- 『千年女優』 / 今 敏 / 第5回アニメーション部門大賞
- 『Imaginary・Numbers 2006』 / 木本 圭子 / 第10回アート部門大賞
- 『TENORI-ON』 / 岩井 俊雄 /『TENORI-ON』開発チーム (代表:西堀 佑) 第12回エンターテインメント部門大賞
- 『crt mgn』 / Carsten NICOLAI / 第17回アート部門大賞 (ダイジェスト映像での展示の予定。)
- 『Alter』 / 『Alter』制作チーム(代表:石黒 浩/池上 高志) / 第20回アート部門優秀賞
- 『四角が行く』 / 石川 将也、杉原 寛、中路 景暁、キャンベル・アルジェンジオ、武井 祥平 / 第25回アート部門優秀賞
第1回開催当時の1990年代半ばは、コンピュータやインターネットが一般に認知され始めた時期であり、文化庁メディア芸術祭は最先端のデジタル技術を用いた新しい表現を育む場として誕生した。それから25年、日常生活で親しまれる作品から、のちに社会に実装される技術を使ったものまで、幅広い作品が受賞している。
同会場では、2022年度メディア芸術クリエイター育成支援事業の成果プレゼンテーション「ENCOUNTERS」も同時開催する。
「A Quarter-Century of Japan Media Arts Festival」開催概要
会期 | 2023 年2 月4 日(土)~ 2 月14 日(火)※ 2 月7 日(火)休館 |
時間 | 日曜日~木曜日11:00 ~ 19:00/金曜日・土曜日11:00 ~ 20:00 |
会場 | 寺田倉庫B & C HALL / E HALL |
入場料 | 無料 |
公式ウェブサイト | https://j-mediaarts.jp/25jmaf/ |