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「ニューウェルシティ出雲」が新コンセプトでリニューアル 五感をひらくホテル体験を提案

島根県出雲市で親しまれてきた「ニューウェルシティ出雲」が、2026年4月1日より「ART PARK HOTEL(アートパークホテル)」へ名称を変更し、新たなコンセプトのもと再始動した。運営を行う株式会社丸三は、現代美術家・松山智一が監修した新ロゴとともに、アートを軸とした滞在体験を提案する。新たな「ART PARK HOTEL」は、出雲という土地に流れる“祈り・余白・整い・豊かさ”の感覚を空間へ落とし込み、五感を通して心がほどけるような滞在を目指している。adf-web-magazine-art-park-hotel-2

出雲の気配を体感するアートホテル

ホテル館内には、出雲の土地に流れる見えない豊かさへ導く存在としてアートを配置。柔らかな光や香り、余白のある空間構成を通して、日常の喧騒から離れた感覚的な体験を創出する。同ホテルは、単なる宿泊施設ではなく、感覚や意識の流れを整える場所として設計されている。訪れる人が自身の感覚をゆるやかにひらき、静かに滞在と向き合う時間を提供する。

松山智一が監修した新ロゴ

ホテルの新たな出発を象徴するロゴマークは、ニューヨークを拠点に活動する現代美術家・松山智一が監修した。ロゴは、出雲を訪れた際に印象的だった山の稜線を抽象化したデザインとなっており、山並みや出雲大社の屋根を想起させるシルエットが特徴となっている。ミニマルな構成によって、土地の歴史や自然とホテルとの関係性を表現すると同時に、普遍性と洗練された心地よさを象徴するデザインへ昇華している。

アートが空間と感覚をつなぐ

松山智一は本プロジェクトについて、「ホテルのような公共性を持つ空間におけるアートの役割は、単なる空間演出ではなく、人の感覚や意識の流れを生み出すことにある」とコメントしている。また、「出雲大社をはじめとする豊かな歴史を持つ土地で、過去と現在、その先の未来を感じられる空気をつくりたい」と語り、日本らしさをグローバルな視点から再解釈する場として「ART PARK HOTEL」への期待を寄せている。

記憶に残る滞在体験を目指して

ホテルでは今後、光や素材、アートが調和する空間づくりを段階的に進める予定だという。到着時の小さなおもてなしや感覚的な演出を重ねながら、訪れるたびに深みを増すホテルを目指していく。出雲の風景や空気感に寄り添いながら、アートと滞在体験を結びつける新たなホテルとして進化を続ける。

松山智一 プロフィール

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Photo: FUMIHIKO SUGINO

1976年岐阜県生まれ。上智大学卒業後に渡米し、Pratt Instituteを卒業。現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動し、絵画、彫刻、インスタレーションを横断する作品を発表している。近年の主な個展に、「Tomokazu Matsuyama: Morning Sun」(エドワード・ホッパー・ハウス美術館、2025年)、「Liberation Back Home」(SCADミュージアム・オブ・アート、2025年)、「FIRST LAST」(麻布台ヒルズ ギャラリー、2025年)、「Mythologiques」(第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ、2024年)など。パブリックアートでは、タイムズスクエアアーツ《Morning Again》、JR新宿東口駅前広場《花尾》などを手がけている。

ART PARK HOTEL(アートパークホテル)施設概要

開業2026年4月1日
住所島根県出雲市塩冶有原町2丁目15-1
URLhttps://tinyurl.com/32cva8jv