デザイン界の巨匠David Carsonの個展が「+81Gallery」 東京&京都で開催
伝説の雑誌『Ray Gun』のアート・ディレクターであり、デザイン界の神格化された巨匠 David Carson。彼の直筆による描き下ろし作品とハンドメイド・コラージュ作品により構成された世界で初めての個展が +81 Gallery – Tokyo とKyotoにて開催される。京都の展覧会は現在、4月29日(土)からの変更を予定している。
1992 年に創刊された『Ray Gun』マガジンは、瞬く間に世界中を席捲した伝説の雑誌であり、アート・ディレクターのDavid Carson は、エディトリアル・デザインの革命者となり、その後の世界的な雑誌ブームで発刊された多くのインディペンデント・マガジンは、その影響により、型にはまらない自由な発想で創り上げられていった。David Carson の名は神格化され、その存在さえ触れることができない伝説の存在となっている。
David Carson プロフィール
David Carsonは、グラフィック・デザイン分野の最高賞である AIGA ゴールド・メダルを獲得し、2019 年にはエミー賞にノミネートされるなど、これまでに数々の受賞歴を持つグラフィック・デザイナー、クリエイティヴ・ディレクター、アーティスト。Apple は Carson を「多大な影響を与えるパイオニア」と呼び、ワシントンD.C. のスミソニアン協会は Carson を「アメリカで最も重要なアーティストの一人」と呼んだ。オンライン学習プラットフォーム『MasterClass』シリーズに参加した最初で唯一のグラフィック・デザイナーであり、最近では「グラフィック・デザインはアートか」を決める米国最高裁判所での訴訟で、アドバイザーを務めた。現在は、VR とゲームのプロジェクトを進行中。この他にも、TED、Adobe MAX、Cannes Lions 2022、OFFF Barcelona/Mexico City2022 などのイベントをはじめ、世界中の何百ものイベントで講演している。最近の作品には、MACALLAN ウィスキーの David Carson 限定ボトル、東京のセレクトショップ「ELIMINATOR」のジャケット、Shift Clean Energy の
デザイン、ドバイに誕生した新しいスケートパークのブランディング、Carverの限定モデル・スケートボードなどがある。主にフリーランスのデザイナー、ディレクターとして活動しながら、時に素晴らしいクリエイティヴ・チームの一員となり、限界を押し広げ、人々にインスピレーションを与え、アイコニックな作品
を生み出すことに意欲を示している。
David Carson 個展 開催概要
会期 | 2023 年 4 月 21 日(金) – 5 月 31 日(水) |
会場 | +81 Gallery – Tokyo/+81 Gallery – Kyoto |