KAGUのある豊かな暮らしを育み建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指す
写真文化首都北海道「写真の町」東川町が、建築家隈研吾とともに実施する第2回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの入選作品が決定した。「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペは隈研吾と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指したもので、2022年6月26日(日)に北海道東川町にて各賞を決定のうえ表彰式を開催する。
「KAGU」を人間と世界の間をつなぐものの総称で従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと実施している。昨年に続き第2回目の開催となる今回は世界中の30歳以下の学生を対象に、「自由なテーブル」をテーマに2021年10月1日より作品を募集した。入選した10作品は事前に入選者から提出された動画により、2022年6月26日(日)に東川町にて審査員のみによる審査会にて各賞を決定し、同日に表彰式を執り行う予定。
「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ入選作品の概要
- 募集テーマ:「自由なテーブル」のデザイン
- 対象:世界中の30歳以下の学生
募集期間
- 2021年10月 1日 募集開始
- 2022年 2月28日 事前登録(エントリー)締切
- 2022年 3月31日 作品提出締切
応募数
- 事前登録件数:1,588件(37国地域)
- 作品提出件数:581件(23国地域)
入選者(10作品)
- 宍戸 宏誠(日本)
- 小西 なずな(日本)
- ワン・ピンホワイ、ディン・イージン(台湾)
- 幾本 聖申(日本)
- リチャード・ヒロユキ・マキノ(ブラジル)
- トビーアス・ポールソン(スウェーデン)
- 金子 照由(日本)
- 渡部 ありさ(日本)
- チョン・スンヒョン、イ・チャンフィ(韓国)
- チョン・ミヌ(韓国)
受賞作品はこちら。
隈研吾氏からのコメント
昨年の第1回コンペに比べ、さらに完成度の高い作品が増えた気がします。参加された皆さんが第1回コンペの提出作品からつかみ取ったものを活かしてくれたのだと感じています。この10作品のプレゼンテーションを非常に楽しみにしています。