「縄を結ぶ」という日本の文化から
デンマークデザインの伝統を継承し、優れたデザインを人々に届けるという信念を持つボーコンセプトが、グローバルな建築会社であるBIG – Bjarke Ingels Group(ビャルケ インゲルス グループ)とパートナーシップを結び、Nawabari コレクションを発表する。このコレクションは、絆を深めるために「縄を結ぶ」という日本の文化にインスピレーションを受けてデザインされた。
「縄」は単なる道具ではなく、古くは文字の無かった時代に、縄の結び方で意思を通じ合わせ、“願いを込めて結ぶことは、人の想いまでをも留まらせることができる”と考えられていた。デザインを手がけたのは、BIGの共同経営者であり、製品デザイン部門の責任者を務めるヤコブ・ランゲ。「Nawa」は日本語の「縄」、「Bari」は「ぴんと張る」という意味の「張り」に由来する。
共有スペースの変革
ボーコンセプトのシンプルさとエレガンスに、BIG特有の未来的で目的を持った美しさを融合させたNawabariは、人と人の繋がりを結び、共有空間を変革するようにデザインされている。BIGが常に追い求めているのは、仕事、生活、遊びの接点となる場所。モダンな魅力を持つNawabariは、ホテルのロビーやギャラリー、住宅や共有のワークスペースなど、どのような場所でも目を引く存在となる。
コレクション
Nawabariは2サイズのソファ、アームチェア1点、コーヒーテーブル2点、2サイズのプーフで構成されている。Nawabariコレクションは、存在感のあるアイテムとして単独で使うことも、組み合わせて、まとまりのあるエリアを作ることもでき、それぞれのニーズに合わせてカスタマイズが可能となっている。
サステナビリティを第一に
ソファ、チェア、プーフの張地に使用されるBlendファブリックはグリーンガード認証を取得。認証は、製品からの化学物質の排出量が少なく、室内の空気の品質に影響しにくいことを証明するもの。さらに、Blend ファブリックにはEUエコラベルが付き、エコテックス® スタンダード100認証も取得し、テキスタイルのすべての構成要素で有害物質の検査が行われている。
パートナーシップ
ビャルケ・インゲルスが率いるチームには、建築家、都市計画専門家、デザイナーが所属。より良い生活様式を追求するために、21世紀の大きな問題に取り組みながら、先見の明に満ちたソリューションで取り巻く環境作りを行なっている。ボーコンセプトは北欧デザインのエッセンスを忠実に活かし、すっきりとしたライン、機能的なエレガンス、落ち着きのある美しさを備えるタイムレスなデザインを創出。デザインで有名なデンマーク2社のコラボレーションによって生まれたNawabari コレクションは、未来を見据えたデザインを追求している。
BIG
コペンハーゲン、ニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、深センに拠点を置く、建築家、デザイナー、都市計画専門家、ランドスケープ専門家、インテリアデザイナー、製品デザイナー、研究者、発明家からなるグループで構成。BIGの建築は、現代の生活がどのように絶えず進化し、変化するかを注意深く分析することにより生み出される。
ボーコンセプト
1952年創業のボーコンセプトは、デンマークデザインの精神と本質を忠実に継承する、世界屈指の国際的なインテリアブランド。現在、6大陸67か国に340以上の店舗を展開している。「Live Ekstraordinær」という信念のもと、プライベート空間と公共空間の両方において、デザインへのヴィジョンと美しさに妥協することなく、インテリア デザイン サービスと業界トップクラスのカスタマイズを提供している。