「眼」のあるモノたちの視点
「モノたちの眼 - メラネシア造形物と密やかなバイオグラフィ」展が慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)で、2026年3月9日(月)から5月15日(金)まで開催される。同大学の文学部民族学考古学研究室が管理するメラネシア造形物を手がかりに、モノと人間の関係性を見つめ直す展覧会。民族学・考古学の研究領域のキーワードを辿りながら、祖霊像、神像、岩偶、仮面など「眼」のあるモノたちの視点に考えを巡らせる機会となる。
慶應義塾大学の民族学考古学研究室で長らく管理されてきたウリやマランガンと呼ばれる木製祖霊像は、20世紀初頭から独領ニューギニアで貿易商を営んでいた小嶺磯吉が収集し、後に大学へ寄贈されたものとされている。展覧会などで大学外に貸し出され、美術の文脈に置かれることもあった。本展ではこうしたメラネシア造形物のバイオグラフィに触れることを出発点としながら、他地域の民族資料や考古資料、あるいは美術作品として収蔵される大学のコレクションなどから眼をもつモノたちが展示される。モノたちの眼、そして私たちに向けられたモノたちの眼差しについて、来館者とともに考える空間となる。
主な出品作品
- バアル神像|オリエント シリア|後期青銅器時代(紀元前1550–1200年頃)
- コルワル|ニューギニア島北西海岸 チェンドラワシ湾|1932年頃収集
- 女性頭部|紀元前1世紀後半-紀元後1世紀頃
「モノたちの眼 - メラネシア造形物と密やかなバイオグラフィ」展 開催概要
| 会期 | 2026年3月9日(月)~5月15日(金) |
| 時間 | 11:00〜18:00 |
| 会場 | 慶應義塾ミュージアム・コモンズ |
| URL | https://tinyurl.com/mspbdxjp |

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