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鑑賞者の記憶や物語を呼び起こす独特の色彩とタッチ

梅原義幸個展「Surface」がARTDYNEで2025年7月12日(土)から7月27日(日)まで開催される。梅原はペインティングナイフを用いた厚塗りの技法を特徴とするアーティスト。重力を感じさせる画面の中に独特の色彩感覚と軽妙なタッチが共存し、風景や物体を擬人化して描かれた作品にはほのかなユーモアや温かさ、時には毒が内包され、観る者それぞれが持つ記憶や物語を呼び起こす。

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梅原義幸 「FACE #102(探検)」2025年 1390×1150mm 木枠にキャンバス、油彩

梅原は絵画というメディウムの本質的な問題を、絵具の物質性と支持体との関係性を通じて探求している。塗り重ねられた絵具は、単なる色彩としてだけでなく、触覚的な厚みを伴った「表面(Surface)」として表れ、絵画の奥行きを覆い隠すと同時に、物質としての存在感を剥き出しにする。

本展では、梅原が取り組んできた、絵具そのものの痕跡、すなわち時間の堆積に注目した新作を中心に構成。支持体と絵具の間に生まれる微細なズレや亀裂は、見る者の視線を平面の奥へと誘い、絵画が単なる視覚表象を超えて、物質と感覚の接点であることを示唆している。

梅原義幸個展「Surface」開催概要

会期2025年7月12日(土)~7月27日(日)
時間12:00~19:00  ※月火水休廊
会場ARTDYNE
URLhttps://www.art-dyne.com/