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大型作品の展示をはじめ、未来を考える社会実験を実施

札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)が2024年1月20日(土)から2月25日(日)まで開催される。それに伴い、今回は札幌の冬の代表的イベントである「2024 さっぽろ雪まつり(第74回)」と連携し、2024年2月4日(日)から11日(日・祝)までの8日間、大通2丁目会場を舞台に「とある未来の雪のまち」を出現させ、これからの移動や暮らしなどに焦点を当て、未来を構想する社会実験を実施する。

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未来の雪のまち

SIAF2024では、6つの主要会場を過去から現在、そして100年後の未来をめぐる「200年の旅」と、未来志向で人々の創造性を生み出す「未来の冬の実験区」の2つのストーリーに分けて各会場が構成される。雪まつり大通2丁目会場は「未来の冬の実験区」を実現する会場のひとつで、ここでは「とある未来の雪のまち」をコンセプトにこれからの冬の暮らしや楽しみ方、その一日の様子を体験し考える機会を作る。

イニシアティブ・パートナーとの協働による未来のまちづくり

本会場ではイニシアティブ・パートナー3社と協働してまちづくりを考えていく。パノラマティクスは「とある未来の雪のまち」というコンセプト立案や街の機能や導線などを考える都市設計を担当。コンセプトに呼応し、良品計画は「無印良品の小屋」「未来のお店」などの未来の“暮らし”を展示。日建設計は、“未来のサイン”を企画・設計し、会場に実装する。

その他、アートとテクノロジーの境界線を超えた大型作品などを世界各国で展開しているオーストラリアのアート&テクノロジースタジオ「エネス」による「エアシップ・オーケストラ」や、パノラマティクスによる3本の光線を放つ作品《JIKU》などを展示する。

JIKU

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パノラマティクスの齋藤精一による、地域固有の軸となる歴史や事象、伝説などを光線によって可視化する作品が登場。3本の光線が会場の上空を照らす。

良品計画のプロジェクトadf-web-magazine-siaf2024-toaru-miraino-yuki-no-machi-3

これからの移動や暮らしなどに焦点を当て、未来の“暮らし”を展示。北海道では初披露となる、新しい暮らし方を提案する「無印良品の小屋」「未来のお店」の設置をはじめ、未来の雪のまちを一緒に考えていく。

札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)

3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合えるアートイベント。小川秀明ディレクター(アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表/アーティスト)のもと、「LAST SNOW」をテーマに、札幌市内6会場を中心に、10カ国以上、約50組のアーティストの作品を展示するほか、北国の冬ならではの屋外イベントや、市民参加型プロジェクト、企業や団体とのコラボレーションを展開。多彩なアートやイベントを通して、「未来」に向けた人々の創造性を育み高めていくきっかけを生み出していく。

「とある未来の雪のまち」開催概要

会期2024年2月4日(日)〜11日(日・祝) 
会場2024 さっぽろ雪まつり(第74回)大通2丁目会場
URLhttps://2024.siaf.jp/venue/snowfes/