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世界をリードする写真家の物語

高名な写真家・ヘルムート・ニュートンの人生と作品を称える大規模な展覧会「Helmut Newton - Fact & Fiction（ヘルムート・ニュートン - 真実と虚構）」展が、Marta Ortega Perez（MOP）財団の主催で、2023年11月18日から2024年5月1日までスペインのア・コルーニャで開催中。初日にさきがけてプレビューが行われ、アート界とファッション界の多くの著名人が訪れた。本展は、ピーター・リンドバーグ、スティーブン・マイゼルに焦点を当て成功した展覧会に続く、MOP財団による3番目の展覧会。

本展では、ニュートンの仕事中や会話を映した一連のビデオ、彼の子供時代、キャリア、妻のジューンとのパートナーシップについての洞察をした個人的な画像などが展示され、さらに文書、ポスター、カメラと機材、小道具、興味深い工芸品や記念品も並んでいる。ニュートンのファッションとスタイルの写真がキュレーションされ、彼の象徴的な「ビッグヌード」や、アンディー・ウォーホール、デビッド・ボウイ、マーガレット・サッチャー、シャーロット・ランプリング、エルサ・ペレッティ、ダリル・ハンナ、ジェリー・ホール、ナオミ・キャンベル、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルドなど、エンパワーメントと自己表現を支持するさまざまな傑出した人物の印象的なポートレートなどを彼の大胆で率直なビジュアルで伝えている。

また、彼の有名なファッションやスタイルのイメージとは対極の、ニュートンのあまり知られていない「風景」イメージも展示されている。パリからロサンゼルス、モンテカルロからベルリン、ウィーンに至るまで、ニュートンの心に共鳴した場所の非常に雰囲気のあるイメージである。

MOP財団が主催する展覧会の入場料は無料となっており、グッズの販売による収益はクリエイターのアーティスト活動を支援する「Future Stories」プロジェクトに寄付される。