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展示終了後も川久ミュージアムの常設展は年中無休で開館

世界中の匠の技術を結集させた「夢の城」である川久の本来のテーマ「作り手の力を最大限発揮する場所」として、川久が持つ本来の役割とパワーを次世代に継承するべく、2022年よりアーティストインレジデンス事業を新たに新設。2022年度の第一回レジデンスでは多数の応募の中から選ばれた6名のアーティストが1ヶ月間、川久にて滞在制作を行った。 adf-web-magazine-kawakyu-art-exhibition-1滞在制作アーティスト、キュレーター推薦アーティスト、特別展示:紀南アートウィークを合わせた全12名のアーティストの作品が川久ミュージアム「KAWAKYU ART Exhibition 2022」にて展示され、来館者数は1ヶ月間で5000人を突破致した。期間中はアーティスト展示作品に寄り添う形で、南紀白浜や展示テーマ「実在する夢」に合わせた演目を特別コラボステージとしたイベントを実施した。また、展示を記念して川久の創業秘話を語るドキュメンタリー映像作品『異界をつくった者たち』を期間限定で公開している。

展示作品紹介

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「Dog Head」しまうち みか

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「かたち/うた」梅原徹

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「架空の竜にのって海をこえて幻の島へ2022」松元悠

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「しろが消えていく。2022 Wakayama・Shirahama」宮本華子

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「床を上げる」井上修志

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「神の島」植田陽貴

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「海は季語にならない」林菜穂

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「実在する夢」

参加アーティスト

KAWAKYU ARTISTS in RESIDENCE Program2022: 稲垣智子 / 井上修志 / 植田陽貴 / 梅原徹 / 長嶺 慶治郎 / 宮本華子

ホテル川久(川久ミュージアム)

1989年、日本がバブル絶頂期に始動された「世界の数寄屋」を作るプロジェクト「ホテル川久」。建築家永田祐三が監修し、中国、ヨーロッパ、イスラム、日本と、世界各地の匠の技術を融合させた同ホテルは、総工費400億に上り、延床面積2万6000平米、建設期間は2年を費やした。美術的価値の高いアーティストを世界中から招集し造られた夢の建築。世界中の技術や文化を組み合わせたような建築は、全ての作品の調和のとれている摩訶不思議な空間となっている。また館内には、創業当時オーナーが世界中から買い付けたオーナーズコレクションとして、中国清代前期の七宝焼きや陶器、ダリ、シャガール、横山大観などの作品も展示されている。ホテル川久の文化資産としての保存と継承をテーマとし、2020年に開業した川久ミュージアム。宿泊・ミュージアムの二面性を持つ国内唯一の“泊まれるミュージアム”として、川久を起点とした南紀白浜の地域産業の振興や文化創造により一層取り組みを深め、アート / カルチャーの拠点として、新しい文化交流を促進する。

企画展「KAWAKYU ART Exhibition 2022」開催概要

会期2022年6月1日(水)から6月30日(木)まで
開館時間9:00~18:00
会場川久ミュージアム
観覧料1000円