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デジタル世界と現実世界の不一致を探る

CONTRASTでオランダ出身アーティスト・デザイナーのサンダー・ワッシンク個展「between pixel and particle」が2024年6月29日(土)から7月14日(日)まで開催される。ワッシンクは日本とオランダを拠点に活動しているが、主にヨーロッパのクライアントとの日常生活はデジタルで展開され、スクリーンやピクセル、バーチャルを介したやり取りで行っている。利点がある一方、スタジオの外の現実世界とのつながりが希薄になったという感覚を抱くようになった。本展はワッシンクが感じたデジタルと現実世界のあいだにある不一致を調和し個人的な探求をすることに着想を得ている。

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本展ではテントを作家の土地に見立て、拾い集めたオブジェやデジタルと自然が交差する世界をインスタレーションで構成。また出版レーベルRondadeの協力を得て、ワッシンクの10年間の活動をまとめたアートブックも展示販売される。

サンダー・ワッシンク(Sander Wassink)

日本とオランダを拠点に活動するオランダ出身アーティストでありデザイナー。絶え間ない建設と生産の中で廃棄され、放棄され、残されたものにフォーカスしそれらの可能性を再構築することを目的として活動。作品はニューヨークのMoMAやロッテルダムのポイマンス・ヴァン・ベーニンゲンなどに収蔵されている。

サンダー・ワッシンク個展「between pixel and particle」開催概要

会期2024年6月29日(土)~7月14日(日)
時間月~金:15:00~20:00
土・日:13:00~20:00
会場CONTRAST
休館日火曜日
料金無料
URLhttps://tinyurl.com/3xen4vbm