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サスティナブルでエシカルな新時代の工芸を模索する「都市鉱山プロジェクト」始動

京都で美術商を営む古美術鐘ヶ江と、IoTクリエ―ターの育成やスタートアップ事業を支援するクロステック・マネジメントは、工芸の次のすがたを実現させる運動「KOGEI Next」として初の展示会を実施する。2021年11月5日(金)と6日(土)の2日間に開催される本展示会では、「都市鉱山」と呼ばれる廃棄された小型家電から採集・精製した希少金属を使ったアートを展示する。また、10月22日(金)から始まっているDESIGNART TOKYO 2021の開催にあわせて、都市鉱山の“金”を使用した作品を、六本木ヒルズ「g KEYAKIZAKA」にて先行展示(2021年10月22日から11月4日まで)している。

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満田 晴穂 自在大蟻行列 円環

KOGEI Nextは、工芸作家とこれまで関わりの薄かった現代社会とをつなげることで生まれる作品や活動、自然環境や社会課題との関わりを通じて、モノとしてだけではない新たな価値を持った、工芸の次のすがたを実現させる運動である。時に、超絶技巧と呼ばれる技術的にも非常に優れた作家を中心に、現代ならではのテクノロジーと概念を掛け合わせ、この時代での美術の確かな進化を探究する。adf-web-magazine-kogei-next-2

そしてこのたび、金属という工芸素材を見直すため、「都市鉱山」と呼ばれる、 廃棄される PC や携帯電話などから採集・精製した希少金属を使ったアート制作を行うプロジェクトをスタート。本展示会はその第1弾となる。今後は金だけではなく、他の金属においても都市鉱山から再資源化し、 アーティストが使用できる素材にすることを計画している。社会、消費者、作家の皆が循環を体験する、新時代の制作を模索していく。

出展作家

大竹 亮峯、織田隼生、鈴木 祥太、つのだゆき、土岐謙次、野田朗子、彦十蒔絵、本郷 真也、松本 涼、前原 冬樹、満田晴穂

「KOGEI Next」展 開催概要

開催日時2021年11月5日(金)、6日(土)  11時〜20時
会場六本木ヒルズ「Hills Cafe / Space」
ウェブページhttps://kogei-next.jp/