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プレイス・ブランディング企業ATTIQUEが、建築におけるサステナブルデザインの国際イベント「LAGI」初の日本公式パートナーに

世界の建築家やエンジニアが参加するサステナブルデザインの国際イベントを企画・運営するLand Art Generator Initiative(以下LAGI)は、プレイス・ブランディング企業であるATTIQUEと、日本における独占代理契約を締結した。LAGI初の日本公式パートナーとなったATTIQUEは、気候変動問題に関心のある日本の企業・自治体向けに、カーボンニュートラルな街づくり支援やグローバルプロモーションなどの日本特別メニューを提供していく。

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LAGIとATTIQUEによるパートナーシップ体制図

今回のパートナーシップでは、ATTIQUEの提供するプレイス・ブランディングの各種サービスと、「建築デザインコンペティション」をはじめとするLAGIの市民共創プログラムを連携させることで、日本の民間企業や公共機関が導入し易いメニュー開発に注力し、各社がLAGIのノウハウやネットワークを活かせるような環境づくりを整えることが狙い。この活動を進めることで、日本のカーボンニュートラルな街づくりの実現に貢献していく。

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「Solar Hourglass(1st Place Winner LAGI 2014 コペンハーゲン)」 Santiago Muros Cortés

パートナーシップの概要

LAGIプログラムのプロモーション機能強化

LAGIの「建築デザインコンペティション」では世界的な建築家が審査員を務めるため、主催者や開催地は国際的な話題を獲得できる。その話題をイベント当日だけでなく、開催発表時から一貫して継続させるために、ATTIQUEが得意とする動画やデジタルメディアを用いたプロモーション施策をメニューに追加する。発信機会を最大化させることで、地域ブランディングに貢献し、LAGI誘致の投資対効果を高めていく。

小中規模のイベントメニューの拡充

ATTIQUEが独自に企画・製作した展示モジュールを安価に提供することで、大々的なイベントを開催できない中小企業や自治体が、サステナブルな取組みの発信や知見交換の場をスモールスタートで始められるようにする。また、日本有数のSTEAM教育事業者と組み、LAGIの有するイベント知見を汎用化させた教育プログラムを展開していく。

Land Art Generator Initiative(LAGI)について

12年の活動で培ったノウハウやパートナー企業を含めた分野横断的な専門知識を基に、建築デザインコンペティションの企画・運営、教育・出版・展示、ワークショップ・講義、コンサルティングなどを行う。過去の建築デザインコンペティション審査員には世界的な著名人が名を連ねている(下記)。

  • ビャルケ・インゲルス Bjarke Ingels, 建築家・BIG代表 (LAGI 2012)
  • クリムゾン・ローズ Crimson Rose, バーニングマン共同創設者 (LAGI 2020)
  • キム・ハーフォース・ニールセン Kim Herforth Nielsen, 建築家・3XN Architects代表 (LAGI 2018)
  • コニー・ヘデゴー Connie Hedegaard, 気候行動担当欧州委員 (LAGI 2014)
  • ネッド・カーン Ned Kahn, アーティスト・彫刻家 (LAGI 2016)
  • ガイ・アブラハムス Guy Abrahams, 環境アートコンサルタント (LAGI 2018)
  • デヴィッド・デ・ロスチャイルド David de Rothschild, 冒険家・環境活動家 (LAGI 2020)
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「LAGI 2020 Fly Ranch」受賞作品の1つ「Seed」のパース

LAGIは、2010年より2年ごとに、世界中より数百のデザイン案が集まる「公募制建築デザインコンペティション」を各都市で開催してきており、現在は砂漠の祭典「バーニングマン」と提携したことで話題を集めた「LAGI 2020 Fly Ranch(米国ネバダ州)」が進行中。また、ドイツ連邦庭園博覧会「BUGA 23」と提携して開催予定の「LAGI 2022 Mannheim」は、2022年3月にデザイン要項を発表予定。開催予定地が未確定の「LAGI 2024」の日本開催を実現できるよう、ATTIQUEは普及活動に注力していく。