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建築家 石上純也設計のレストラン、山口県宇部市に2021年夏開業

建築家・石上純也設計の洞窟のようなレストラン「maison owl」が、山口県宇部市に2021年夏に開業する。フレンチレストラン「restaurant noel」と温故知新が共同でオープンする当レストランは、「シェフの隠れ家にゲストを招き、ロマンを感じるときを過ごしていただきたい」という思いで造り上げた建築プロジェクト。隠れ家には、1日1組限定で宿泊もできる。

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House & Restaurant「maison owl」

当プロジェクトは、「時間の重みをもともと含み、時間とともにその重さが増していくようなものを。」というシェフの思いで2013年から構想が開始。これまで、パリ「カルティエ財団現代美術館」での大規模個展はじめ、ニューヨーク「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」、ローマ、ロンドン、上海、東京などで紹介され、世界的にも注目されてきたプロジェクトがついに具現化される。

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パリ「カルティエ財団現代美術館」個展で展示された模型

「1万年前からありそうで、1万年後にもそこにありそうな。」をテーマに建築家 石上純也が設計したHouse & Restaurant「maison owl」では、素材を感じるフレンチが振舞われる。トリュフの香りが漂う洞窟は、食材やワインへの感受性が高まる魅惑的な空間となっている。「maison owl」のスタイルに合わせて、器やカトラリーもオリジナルで製作。器は、陶芸家吉田次朗、カトラリーは坂野友紀の作品。

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House & Restaurant「maison owl」イメージ

建築家 石上純也

東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程修了後、妹島和世建築設計事務所を経て2004年石上純也建築設計事務所を設立。主な作品に、神奈川工科大学KAIT工房、神奈川工科大学KAIT広場、Vijversburgビジターセンター(オランダ)、ボタニカルガーデン アートビオトープ/水庭、2019年サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン、モスクワ科学技術博物館の増改築(ロシア・モスクワ)など。2018年パリ カルティエ財団現代美術館でJunya Ishigami Freeing Architecture 自由な建築展。2009年日本建築学会賞(作品)、2010年ヴェネチア・ビエンナーレ第12回国際建築展金獅子賞、2010年毎日デザイン賞、2019年Obel Awardなど受賞多数。

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建築家 石上純也 (C)CHIKASHI SUZUKI

「maison owl」オーナーシェフ 平田基憲

1975年生まれ、山口県宇部市出身。東京で料理の道に目覚め、27歳で帰郷し、「restaurant noel」を開業。「restaurant noel」は18年続くアットホームな雰囲気のフレンチレストラン。2009年・2010年食べログ選出ベストレストラン。「ミシュランガイド」と並び強い影響力を持つ、フランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」にも掲載。「普遍的な魅力のある料理を」というコンセプトのもと、フレンチの古典を受け継ぎ、素材を丁寧に味わう食事を振る舞う。

「maison owl」概要

開業2021年夏予定(予約受付開始は5月頃の予定)
所在地山口県宇部市
営業時間ディナーのみ(完全予約制)
定休日不定休
URLhttps://www.maison-owl.com/