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その生き物のような振る舞いに生命のエネルギーを見出して

ガラスアーティスト・Yuri Iwamotoによる個展「Living Tree」が、GASBON METABOLISMで2026年6月26日(金)から8月17日(月)まで開催される。Iwamotoの作品は吹きガラスならではの柔らかな造形と鮮やかな色彩を特徴とし、素材が持つエネルギーや“意思”をとらえた作品は独特の存在感を宿している。

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Iwamotoは武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科でガラスを専攻し、在学中にフィンランド・アアルト大学へ留学。卒業後は富山県に拠点を移し、富山ガラス造形研究所研究科を修了。現在も同地を拠点に制作活動を続けている。デフォルメされた植物や果実、身体などをモチーフに、伸びやかで有機的な形状のガラス作品で知られている。

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「Nature’s Fruit Bowl」展示風景 ATLA, LA, 2026

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《Living Tree #1 fruit》, 2026

本展タイトル「Living Tree」は、地面から立ち上がり、成長し続ける生命のエネルギーを象徴している。本展では、植物と動物、自然物と身体の境界を横断しながら、生命の断片を思わせる作品群が空間に立ち上がる。

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本展出展予定作品スケッチ

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ガラス工房での制作風景

アーティスト・ステートメント

何もない場所から突然生えてくる新芽やきのこ、1日でぐんぐん育つたけのこ、砂漠を侵略するように広がるサボテンの海。

植物が持つ生える力、伸びる力、混沌を飲み込みながら生きてゆくさまに強く惹かれます。

形は違えど動物の体も同じで、様々な機関が絡み合いながら育っていくことに気がつきました。

心臓があり 果実があり 

卵があり  種子がある 

茎があり 血管があり 

根と葉があり 手足がある 

言葉も聞く。ごはんも食べる。

生きる/のびゆく という命の営みを形で確かめてみたいと思いながら制作しました。

熱いガラスは、生き物のように動いています。そのエネルギーや“意思”を留めるように形にしています。

わたしはガラスで“体”を作っているのだと最近考えています。揺れ動く柔らかいガラスに宿っている生命力や意思を、果実という体や、花という体、あるいは水という体を作ることで表現しようと試みています。

野生の植物や不揃い野菜の、のびのびとした形に元気をもらう時のように、「ここに命がある」という喜びを歌っていくような作品をつくりたいと思っています。

Yuri Iwamoto

Yuri Iwamoto

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1993年埼玉県生まれ。現在は富山県を拠点に制作。2016–2017年アアルト大学大学院(フィンランド/ヘルシンキ)Product and Spatial Design学科へ留学。2018年武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 ガラス専攻 卒業。2021年富山ガラス造形研究所 研究科 修了。

主な展覧会に「Nature’s Fruit Bowl」(ATLA、ロサンゼルス、2026)、グループ展「Seesaws」(WHAT CAFE、東京、2025年)、「The late summer: of that planet ある惑星の晩夏」(Spiral、東京、2025年)、「Forest」(COMPLEXBOOST、東京、2025年)、「野生のジュース」(mina perhonen elävä Ⅰ、東京、2022年)など。

Yuri Iwamoto個展「Living Tree」開催概要

会期2026年6月26日(金)~8月17日(月)
時間11:00~17:00 ※火・水・木曜休館
会場GASBON METABOLISM
URLhttps://tinyurl.com/4uu3hxu5