私たちの認識そのものに影響を与えるレトリック
2026年度五十嵐威暢アーカイブ 企画展「モノのレトリック」が金沢工業大学ライブラリーセンターで2期にわたり開催される。前期は2026年4月27日(月)から8月30日(日)、後期は2026年9月21日(月・祝)から2027年1月17日(日)となっている。五十嵐威暢(いがらし・たけのぶ、1944-2025)はグラフィック・プロダクトデザイナーとして活動後、1994年以降は渡米し彫刻制作に専念。2004年に帰国した。金沢工業大学五十嵐威暢アーカイブは2023年にオープン、五十嵐から寄贈された5000点もの作品や資料が収蔵されている。
「レトリック」とは、言葉を巧みに用いて効果的に表現する技法のことで、直喩や隠喩、対比、倒置などがその例として挙げられる。こうした働きは、美術やデザインにも見出される。穏やかな丸みを帯びた白い大理石の彫刻は、雲のような軽やかさを想起させる。ここで操作されているのは色彩や素材、形態など、モノが持つ物理的、視覚的な要素で、それらは特にデザインの領域で重視されてきた機能性とは異なる次元において、見る人に多様な印象を与え、新たな発見をもたらす。
会場では本展展示のほかに、五十嵐の創作活動を紹介する常設展も閲覧できる。
2026年度五十嵐威暢アーカイブ 企画展「モノのレトリック」開催概要
| 会期 | 前期:2026年4月27日(月)~8月30日(日) 後期:2026年9月21日(月・祝)~2027年1月17日(日) |
| 時間 | 10:00~17:00 |
| 会場 | 五十嵐威暢アーカイブ 金沢工業大学ライブラリーセンター2F |
| URL | https://tinyurl.com/4nbnhcc9 |

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