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記憶を鑑賞者の想像につなげる

記憶を起点とした作品制作を行う5名の作家(有馬晋平大岩オスカール谷﨑一心長島伊織吉田紳平)によるグループ展「IMAGINATION」が、LURF GALLERYで2026年3月13日(金)から4月5日(日)まで開催される。記憶を過去として再現するのではなく想像を通して再構成され、新たなイメージとして立ち上がる作品群が、記憶と創造が交差する距離感や変換のありようをそれぞれに示す空間が広がる。

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参加アーティスト

有馬晋平

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1979年 佐賀県生まれ、大分県大分市在
2004年 大分大学大学院 修士課程教育学専攻 美術教育専修 修了

大学院在学中より美術活動を行う。日本中にある樹木「杉」を使い彫刻作品を手がける。代表作である「スギコダマ」と名付けられた作品は、杉を削り出し、杉の中にある人の心のような存在と向き合い生まれる。国内外で作品展示を行い、文化施設等に作品を設置している。

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Shimpei ARIMA, sugicodama, 2019, Japanese cedar (approx. 160 years old), 49 × 130 × 77 cm ※参考作品

大岩オスカール

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1965年 ブラジル・サンパウロ生まれ
1989年 サンパウロ大学 建築都市学部 卒業
1991年 東京へ移住
2002年 ニューヨークへ移住
現在はニューヨークを拠点に活動

私は「あいだの世界」を生きるアーティストです。サンパウロで日本人の両親のもとに生まれ、現在は国際的に活動しています。私の実践は、文化、風景、そして心理的状態のあいだを移動する経験から生まれます。私は風景を生きた不安定な空間として扱い、都市、自然、記憶が交わり、スケールの変化が現代の不確実性を映し出します。インフレータブル・ドーム内のパノラマ作品を含む没入型ドローイングを通して、鑑賞者を想像上の環境で包み込み、知覚を緩やかにし、内面と外界の境界を溶かします。そして、私たちがいかにこの脆く変化し続ける世界に存在しているのかを見つめ直す機会をひらきます。

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Oscar OIWA, Pine River, 2015, Oil on canvas, 138 × 178 cm

谷﨑一心

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1974年 福岡県出身

谷﨑一心は、「生命のエネルギーや循環」をテーマに、エネルギーの動きの象徴として、色彩とテクスチャを組み合わせた渦を描き、生命のエネルギーを表現している。

谷﨑は2000年初頭から、渦の原点でもある細かなドットの集積による自然風景を発表してきた。渦を森羅万象を象る根源として位置づけ、渦による世界をミニマルに表現することで、エネルギーの動きにより生じる私たちの生命、そして日常世界や宇宙の成り立ちについての考察を行っている。

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Isshin TANISAKI, Calm, 2026, Oil on canvas, 145.5 × 145.5 cm

長島伊織

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1997年 大阪府生まれ
2020年 武蔵野美術大学 油絵学科 卒業

長島伊織は、日々を描いている。人物、静物、風景を主な主題とし、ふと流れる静かな時間をキャンバスにとどめる。対象の形や光を追いかけながらも、身体から顕れる筆致と、描く/止めるという判断の積み重ねによって、対象との心理的距離、記憶との時間的距離、そして鑑賞者との関係性を浮かび上がらせている。

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Iori NAGASHIMA, Books and Orange, 2026, Oil on canvas, 45.5 × 53 cm

吉田紳平

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1992年 奈良県生まれ
2014年 京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)洋画コース卒業

絵画を主なメディアとし、現在は東京を拠点に活動。自身の祖母の死にまつわる体験をきっかけにポートレートシリーズを始め、2018年にドイツ・ハンブルクのアーティストランスペース〈FRISE〉にてアーティストインレジデンスに参加。「存在と不在」「記憶と忘却」という題材に触れながら、あたかも"見えているもの"はすべて他者と共有可能であるとするような現代において、わかりにくいこと、忘れられてしまったもの、目に見えないものの危うさとその意味を問いかけている。

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Shimpei YOSHIDA, My Wife, 2026, Oil on canvas, 41 × 31.8 cm

「IMAGINATION」開催概要

会期2026年3月13日(金)~4月5日(日)
時間11:00~19:00
会場LURF GALLERY 1F・2F
URLhttps://tinyurl.com/mr2ppc2p