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心の豊かさを探るデザイン研究ブランドがミラノで国外初展示

アッシュコンセプトと日本たばこ産業(JT)のコーポレートR&D組織「D-LAB」による展示・発表イベント「What's HATENA?」が、2026年4月21日から4月26日までイタリア・ミラノのブレラ地区で開催される。本イベントはミラノデザインウィーク期間中に行われる「Fuorisalone(フォーリサローネ)」の一環として実施され、両者が共同で展開するブランド「HATENALABO」の国外初となる展示となる。adf-web-magazine-whats-hatena-1

「HATENALABO」とは何か

HATENALABO」は、JTのD-LABとアッシュコンセプトが2022年より共同で展開するプロジェクトであり、「心の豊かさ」をテーマにした研究とデザインを軸とするブランドである。日常の中に生まれる小さな「?」に着目し、それを起点とした体験や思考の広がりをプロダクトとして具現化している。これらは単なる製品ではなく、“柔らかな驚きを届ける実験装置”として位置づけられる。購入者はプロダクトの体験者であると同時に研究の参加者となり、インタビューなどを通じて「心の豊かさ」に関する理解を深める仕組みが構築されている。 adf-web-magazine-whats-hatena-6.jpg

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HATENALABO / Baiin!! man & Baiin!! cat

ミラノでの初の国外展示

会場となるブレラ地区は、ミラノデザインウィークにおいて中心的な役割を担うエリアであり、世界中のクリエイションが集積する場所である。本展示では、これまでに発表されてきたすべての実験装置が一堂に公開される。来場者はそれらに実際に触れ、体験することで、プロダクトを通じた「心の豊かさ」の研究に参加することができる。また、本イベントを機に両社のパートナーシップが公式に発表され、新たな展開へと進む契機となる。

新作プロダクト「Punini」を初公開

展示では、中山大暉によるプロダクト「Punini(プニーニ)」が新たな実験装置として初公開される。本作は、若手デザイナーを対象とした国際的展示「SaloneSatellite」に出品された作品であり、「HATENALABO」の文脈の中で再提示されることで、新たな意味や体験が付与される。

日常に潜む「?」をデザインする

「HATENALABO」は、「いつもこころに小さな『?』を」という思想を掲げる。何気なく眺める、触れてみるといった行為の中で生まれる違和感や気づきは、効率的な日常から一歩外れた時間を生み出す。それは新たな発見や価値観の更新につながる契機となる。意味や用途が明確でないものにも価値があるという考えのもと、「意味があるから価値がある」から「意味がないから価値になりうる」への転換を提示する。

プロダクトラインナップ

展示では以下のような実験装置が紹介される。

Cotton clay

不思議な触感と動きを通じて感覚に集中する装置 adf-web-magazine-whats-hatena-3.jpg

Chimi

「キミ」と「ミチ」のあいだにある曖昧な存在 adf-web-magazine-whats-hatena-4.jpg

Qune

形を変えながら思考や感情を可視化する構造体 adf-web-magazine-whats-hatena-5.jpg

Ticking bug

視覚的な動きによって思考を解放する仕組み adf-web-magazine-whats-hatena-2.jpg

それぞれが、日常の中の小さな「?」を引き出すための装置として機能する。

「What's HATENA?」開催概要

会期2026年4月21日から2026年4月26日まで
時間10:00~19:00
会場Corso Garibaldi, 73, Milano, Italy
URLhttps://hatena-labo.jp