Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

東京藝術大学×東京大学がトークイベント「アートはSDGsにどう関われるのか?」をウェビナー配信

東京藝術大学東京大学グローバル・コモンズ・センターを招き、「東京藝術大学×東京大学 無料公開ウェビナー」を2021年8月3日(火)11時から11時50分まで公開ウェビナーURLより無料生配信する。本公開ウェビナーでは、藝大生が作成した「東京大学グローバル・コモンズ・センター」のロゴデザインを初披露するほか「アートはSDGsにどう関われるのか?」と題したオンライントークイベントが生配信される。

 adf-web-magazine-tokyo-geidai-sdgs-art-1.jpg

東京藝術大学×東京大学 無料公開ウェビナー

SDGsが目指す社会について、「アート」や「芸術」に何ができるのか。今、地球温暖化や生物多様性の喪失など、地球環境は人間によって追い詰められ、1万年にわたり発展してきた人類文明を支えきれなくなりつつある。文明の一部であり、文明の新しい地平を切り開くアートは、地球と人類文明の関係の修復を通じたSGDsの達成にいかに貢献できるのか、今こそその役割が問われている。

無料公開ウェビナー 出演者プロフィール(50音順)

  • 石井菜穂子(東京大学理事、グローバル・コモンズ・センター ダイレクター)
    東京大学未来ビジョン研究センター教授。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、世界銀行ベトナム担当、世界銀行スリランカ担当局長などを歴任。2020年8月より東京大学理事、未来ビジョン研究センター教授。新設されたグローバル・コモンズ・センターのダイレクターとして、人類の共有財産である「グローバル・コモンズ」の責任ある管理について、国際的に共有される知的枠組みの構築を目指している。
  • 国谷裕子(東京藝術大学理事、SDGs推進室長)
    NHK衛星放送「ワールドニュース」のキャスターを経て、1993年から2016年まで23年間、NHK「クローズアップ現代」キャスター。現在、東京藝術大学理事、慶応義塾大学特任教授、自然エネルギー財団理事、FAO(国連食糧農業機関)親善大使。2016年から、SDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発活動を中心に活動を行なっている。
  • 五神真(東京大学大学院理学系研究科 教授 / 東京大学第30代総長)
    2015年4月より東京大学第30代総長、2021年4月から現在に至る。日本学術会議会員、未来投資会議議員、科学技術・学術審議会委員、産業構造審議会委員、知的財産戦略本部本部員などを務める。著書に『変革を駆動する大学:社会との連携から協創へ』(東京大学出版会)、『新しい経営体としての東京大学』(東京大学出版会)などがある。
  • 日比野克彦(東京藝術大学美術学部長)
    東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。2015年芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。世界各地で地域性を生かしたアート活動を展開。2014年より、人との差異を個性と捉えるアートの価値観を多様性社会実現の基盤とするアートプロジェクト「TURN」を監修。現在、東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授、岐阜県美術館長、日本サッカー協会理事、東京芸術文化評議員を務める。

東京大学グローバル・コモンズ・センター ロゴデザイン制作者

  • 石川真悠(東京藝術大学大学院美術研究科学生)
    東京藝術大学デザイン科大学院在学。2020年「台東区長奨励賞」受賞。2021年 写真展「息する、自然」。写真とデザインの分野に興味を持ち、最近は山に焦点を当てて作品を作っている。

東京大学グローバル・コモンズ・センター(CGC)

現代の経済システムの生む巨大な環境負荷が地球温暖化や生物多様性の喪失をもたらし、人類繁栄の共通基盤である地球システムの安定とレジリエンス/自己回復力(グローバル・コモンズ)を壊しつつある今日の危機に対し、その責任ある管理(グローバル・コモンズ・スチュワードシップ)の確立を目指すべく、2020年8月に設立された。CGCは、地球環境の危機を芸術に訴えるとともに、その力を持続可能な地球と世界の実現に活用するべく、東京藝術大学にロゴデザインの制作を依頼。自然と調和し多様性を育んで発展していく人類社会のシンボルとして、CGCの活動に活かされる。

東京藝術大学SDGs推進室

2021年6月に設置され、科学・医学・福祉等のあらゆる分野と繋がり、新たな価値を見出し、社会を豊かに変えていくことができる芸術の力でSDGsの達成に向け全学的に動きだそうとしている。室長はジャーナリストとしてSDGsの取材・啓発を中心に活動を行なっている国谷裕子理事。現在、東京藝術大学大学美術館において「SDGs×ARTs展」を開催し、「芸術はSDGsに接続できるのか」について試行錯誤のプロセス等を展示し、アーティストが当事者として社会課題に取り組んでいる。

adf-web-magazine-tokyo-geidai-sdgs-art-2.jpg

「SDGs×ARTs展」

「SDGs×ARTs展-十七の的の素には藝術がある」

現代社会において芸術が担うべき新たな役目、可能性を見つめるために立ち上がった「I LOVE YOU」プロジェクトの一環として開催される。プロジェクトの参加者は、東京藝術大学の学生・卒業生・教職員。「芸術は、人を愛する」という信念に基づき、2021年はSDGsをテーマとし、アーティストたちが当事者として、社会課題に取り組む。SDGsの17の目標の中に何故「芸術」はないのか?「芸術はSDGsに接続できるのか」についての様々な取り組みや試行錯誤のプロセスが展示される。

「SDGs×ARTs展 十七の的の素には藝術がある」開催概要

日程2021年7月22日(木・祝)から8月31日(火)まで
時間10時〜17時(入館は閉館の30分前まで)
会場東京藝術大学大学美術館本館展示室3・4
休館日月曜日、8月10日(火) 但し、8月9日(月・祝)は開館
観覧料無料(予約不要)
特設サイトURL