Sorry, this entry is only available in Japanese. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.

モネ・黒田清輝・藤島武二など近代美術を通観できる

鹿児島市と松本市が文化・観光交流協定の10年周年を迎えるにあたり、鹿児島市立美術館の全面的な協力のもと、その名品を一堂に紹介する「鹿児島市立美術館 名品展」を松本市美術館にて2022年10月8日から11月27日まで開催する。本展を通して鹿児島が誇る文化を堪能することができる。

adf-web-magazine-masterpieces-exhibition-kagoshima-1

クロード・モネ《睡蓮》1897-98年頃 鹿児島市立美術館蔵 ※画像無断転載禁止

展覧会概要

鹿児島市は南九州を治めた島津の城下町として江戸時代に発展し、明治維新には西郷隆盛・大久保利通らが活躍した歴史がある。また桜島をはじめ、海や森林など雄大な自然に恵まれている。この魅力ある都市に建つ鹿児島市立美術館は、「鹿児島ゆかりの画家たちの作品」、「19世紀末から現代につながる西洋美術」、「郷土の風土に取材した作品(桜島コレクション)」などを収集方針に掲げ、約4,350点の作品を所蔵している。鹿児島は日本近代洋画界を代表する多くの優れた画家を輩出している。本展では、黒田清輝、藤島武二、和田英作のほか、東郷青児、海老原喜之助から現代にいたる画家たちの作品を一堂に展観。また、夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』(初版本)の装幀を手掛けた橋口五葉の多方面にわたる画業も紹介。さらに西洋美術の珠玉のコレクションも観ることが出来る。黒田に影響を与えたラファエル・コランにはじまり、印象派から現代までの近代西洋美術の流れを、モネ、セザンヌ、ピカソ、マチス、ダリなどの作品から通観できる貴重な機会。また、多くの画家が魅了され描いたシンボル・桜島も見どころのひとつとなっている。

adf-web-magazine-masterpieces-exhibition-kagoshima-2

黒田清輝《アトリエ》1890年 鹿児島市立美術館蔵      ※画像無断転載禁止

adf-web-magazine-masterpieces-exhibition-kagoshima-3

藤島武二《鉸剪眉》1927年 鹿児島市立美術館蔵     ※画像無断転載禁止

「鹿児島市立美術館 名品展」開催概要

期間2022年10月8日から11月27日まで
時間9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料当日券大人1200円、大学高校生800円