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空想上の動物である「龍」をDNA合成によりこの世界へ誕生させる試み

「生命の誕生」をテーマに人工生命体の開発を行う、アーティスト・エンジニア・学者から構成されたクリエイティブ集団「LOM BABY」が、2024年8月に最新バイオアート「龍肉」を国立新美術館で初公開することが発表された。

龍肉

本展は空想上の動物である「龍」をDNA合成によりこの世界へ誕生させる試み。様々な伝承に基づき、龍を構成する動物や細菌のDNAを合成することで「龍のDNA」を作り出し、そのDNAを用いて生成される「龍の肉」が展示される。

Frozen embryo

LOM BABYの主題である「データに愛を持つのか」を探求するための作品も公開される。人工細胞にブロックチェーンを移植し、人類の感じる生命の在りかを探る。​また、4組のデジタル・バイオアーティスト、生物学者が集結し、「ヒトの糸」や「細胞リング」「電気ネズミ」「発光する服」などの発表が行われる予定。