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個人に引き寄せられたそれぞれの「天気」から、「ありえたかもしれない天気」を考える

土井樹による展覧会「あたらしい天気」が東京・千駄木で2026年2月20日(金)から3月1日(日)まで開催される。土井はアートとデジタルテクノロジーを通じて人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」の2025年度アーティスト・フェロー。本展はかねてより土井が進めてきたプロジェクト「Weather」の最終フェーズの展覧会としての位置づけ。風や気温、照度といった微細な環境変化──「微気象(micro climate)」を手がかりに、私たちが日常的に「天気」と呼んでいるものが、どのように観測され、共有され、経験されてきたのかを問い直す。

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「Weather」ではこれまで、従来の気象庁などによる広域データでは捉えられない、微細な環境変化を観測するオリジナルの気象センサーデバイスの設計・開発や、個々の小さな天気を観測し、共有するワークショップの開催などを展開してきた。天気とは、予報やデータとして一定の基準に則って公に共有される一方で、人のその日の体調や気分によって個々それぞれに感じられる、生活に密接に関係しながらも私たちの意思では左右できないものでもある。

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本展では、プロジェクトを通じて収集されるリアルタイムの微気象データを出発点に、通常とは別の方法で呼ばれ、測られていたかもしれない──ありえたかもしれない天気に考えを巡らせる場を提案。数値でも言葉でもないかたちで立ち現れる天気と、その計測や想像の痕跡に触れ、ひとの知覚や認知に根差した「あたらしい天気」を体感する場となっている。

土井樹展覧会「あたらしい天気」開催概要

会期2026年2月20日(金)~3月1日(日)
時間13:00〜19:00 ※最終入館18:30
会場東京都文京区千駄木3-35-12
URLhttps://tinyurl.com/53w2ej7w