展示概要
茅ヶ崎市美術館は企画展「城田圭介 -写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS-」を2019年12月14日から2020年2月11日まで開催する。城田圭介(1975-)は写真と絵画を用いた独自な表現手法で知られ、海外にもコレクターが多く、注目を集めているアーティスト。本展は城田圭介の国内の美術館における初めての個展となる。
城田の制作は、何気なく撮影されたスナップ写真を基点とし、その周囲に拡がっているかのような架空の風景を描き足す絵画作品や、写真上の人物をあたかも消すように人物の部分をその背景描写で埋めた写真作品を作り出す。そして、写真に写り込んだ人物だけを抽出し、油彩で描いた新作を発表するなど多様な表現を行う。作品はいずれも写真をもとに制作されており、写真に写された風景や絵の具で描かれている人物が、現実的な関係性から切り離され、「何も」そして「誰も」存在していないかのような一貫した静けさを纏う。
写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS 展示情報
展示会名 | 城田圭介 -写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS- |
会期 | 2019年12月14日(土)~ 2020年2月11日(火・祝) |
会場 | 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3 (神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45) |
休館日 | 月曜日(ただし1月13日は開館)、12月28日(土)~ 1月3日(金)、1月14日(火) |
観覧料 | 一般600円 大学生500円 ※高校生以下、障害者およびその介護者は無料。市内在住65歳以上の方は無料 |
主催 | 公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団 |