展示概要

金沢21世紀美術館は今年で2004年の開館から15周年を迎えた。オープン15周年を記念して、金沢21世紀美術館は「現在地:未来の地図を描くために」展を2期にわたって開催する。「現在地:未来の地図を描くためにⅠ」は2019年12月19日(木)まで、「現在地:未来の地図を描くためにⅡ」は2020年4月12日(日)まで開催する。

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エルネスト・ネト 《身体・宇宙船・精神》 2004 金沢21世紀美術館蔵 © Ernesto NETO photo: FUKUNAGA Kazuo

本展は、金沢21世紀美術館コレクション作品を中心に、未来を見つめるために立つ、今ここを「現在地」として、時代と共に歩んでいく作家たちの世界への眼差しを捉えて紹介するもの。開館から収集した約4,000点に及ぶコレクション作品の数々は、20世紀終わりから21世紀の今日までの目まぐるしく変化する世界について、アート的な視点から考察する契機となる。この世界に生きる表現者たちは、どのような未来の地図を手に入れて進んでいくのか。アートによって認識する、それぞれの現在地を明らかにしていくことが狙いである。

Where We Now Stand—In Order to Map the Future_kioku

クリス・バーデン《メトロポリス》2004 金沢21世紀美術館蔵 © Chris BURDEN / Licensed by the Chris Burden Estate photo: KIOKU Keizo

Where We Now Stand—In Order to Map the Future_nacasa_moonlight serenade

参加作家

ムン・キョンウォン & チョン・ジュンホ、M/M Paris、ピエール・ユイグ、ドミニク・ゴンザレス=フェルステル、リクリット・ティラヴァニ、ステン・ハンセン、やくしまるえつこ、BCL、川崎和也、ミルトス・マネタスブレント・ワタナベ、Playables(ミヒャエル・フライ&マリオ・フォン・リッケンバッハ)、ジョセフ・デラップ、ヘザー・デューイ=ハグボーグ、 ホウ・イーティン ドゥ・ペイシー、Hong Kong Cleanup、ムン・キョンウォン & チョン・ジュンホ 、ヒワ・K、アーデル・アービディーン、 ヤン・ジェンジョン、ミハイル・カリキス、 柳瀬安里、エルカン・オズケン、 オリバー・ビア ツァオ・フェイ、ゲルハルト・リヒター ほか

現在地: 未来の地図を描くためにⅠ展示情報

期間2019年9月14日(土) 〜2019年12月19日(木)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場金沢21世紀美術館
展示室7〜14、交流ゾーン
休場日月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、10月28日、11月4日は開場)、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
料金一般=1,200円
大学生=800円

 

現在地: 未来の地図を描くためにⅡ展示情報

期間2019年10月12日(土) 〜2020年4月12日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで) 
前期:2019年10月12日(土)~12月19日(木) 
後期:2020年2月4日(火)~4月12日(日)
会場金沢21世紀美術館
展示室1〜6、長期インスタレーションルーム、交流ゾーン
休場日月曜日(ただし10月14日、10月28日、11月4日、2月24日は開場)、10月15日(火)、11月5日(火)、12月20日(金)〜2月3日(月)、2月25日(火)
料金一般=450円
大学生=310円