ホワイトストーンギャラリーがロナルド・ヴェンチューラ個展を開催

ホワイトストーンギャラリーが、ロナルド・ヴェンチューラの個展「Comic Stripes(コミックストライプ)」を銀座新館にて2021年6月4日(金)から2021年6月26日(土)まで開催する。国内のみならず東南アジア全域において、ヴェンチューラの評価は極めて高く、多くのコレクターを惹きつけてやまない。マニラで制作活動を続けるヴェンチューラは、油彩を中心としつつも様々な手段を使いこなし、 2001年には彫刻作品がアート・マニラより『アーティスト・オブ・ザ・イヤー』に選出された。

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Ronald Ventura 個展Comic Stripes(コミック・ストライプス)

作品の特徴は、多岐に亘る豊かなレイヤーであり、そこには想像世界や現実、風刺、生活様式や路地の喧騒などが封じ込められている。制作の背景にある のは複雑な変遷を辿った母国フィリピンの歴史であり、その一見無秩序な文化的混淆こそ、新たなアイデンティティとなる。

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Ronald Ventura 個展Comic Stripes(コミック・ストライプス)

本展では作家のアイデアが最も端的に表れた日本のアニメとコミックをフィーチャー。その表層は、あたかも皮膚のように現代人が抱 える諸相を提示している。

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Ronald Ventura 個展Comic Stripes(コミック・ストライプス)

ロナルド・ヴェンチューラ(Ronald Ventura)

1973年フィリピンのマニラ生まれ。1993 年サント・トマス大学を卒業 ( 芸術学士 )。 母校にて後進の育成に力を注ぐ傍ら、現在も同市に住んで制作を続けるロナルド・ヴェン チューラは、同世代のなかでは東南アジア全域で最も高い評価を受けているアーティスト のひとり。ヴェンチューラの絵画と彫刻は、その比喩的なモチーフの連鎖ととに、東南ア ジアの現代美術シーンで異彩を放っている。

ホワイトストーンギャラリー

1967年に東京、銀座に開廊して以来、世界で戦えるアートギャラリーとしての地位を確立。銀座、軽井沢だけではなく、世界的なギャラリーが軒を連ねるアート・コンプレックス・香港 HK H Queen’sや、台湾には隈研吾デザインによる画廊を有し、国内・国外を問わず多くのアーティストを紹介している。戦後芸術のGUTAIや現代美術の第一線で活躍する作家から、気鋭の人気若手アーティストを抱えるアジアを代表するギャラリー。

Comic Stripes (コミック・ストライプス) 概要

会期2021年6月4日(金)から2021年6月26日(土)まで 11:00~19:00
会場ホワイトストーンギャラリー 銀座新館(東京都中央区銀座 6-4-16)
休館日日曜・月曜