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デジタルシフトで芸術文化をもっと身近に

東京都歴史文化財団が、デジタルシフトにより誰もがいつでも、どこでも芸術文化を楽しめる環境を実現する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」を進めている。都立文化施設の収蔵品や展覧会・公演等の活動の文化資源をデジタル化し、記録・保存するとともに、 多様な形態での鑑賞体験を提供するもので、デジタルテクノロジーとクリエイティブを融合し、障がいの有無や国境を越えて芸術文化の鑑賞ができる環境整備を目指している。

具体的には、情報通信基盤整備の観点から、オンライン展覧会・公演等のライブ配信、オンラインによる教育プログラムなどに必要となる情報通信環境を実現する、東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園の収蔵品情報をデジタル化し公開、および現実世界と仮想世界を融合したXR技術など最先端技術を活用した新しい鑑賞体験を創出し、各施設の専門性を活かしたプログラムを世界に向けて発信することに取り組んでいる。

一例

スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博

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本アプリは、江戸東京博物館が大規模改修工事のため休館するにあたり、展示に代わりデジタル化した文化資源を通じて、子どもから大人まで江戸東京の歴史や文化を学べる体験コンテンツとして2022年度より提供を開始している。国内外で人気を博し 、累計約21万ダウンロードされている。4月には浅草を舞台とした第4弾がリリース予定。

江戸東京たてもの園鑑賞ナビ

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本アプリは江戸東京たてもの園の鑑賞支援Webアプリケーションとして開発され、累計約10万PVを達成している。学芸員と園内を巡るような歴史的建造物のみどころ音声ガイド、ARコンテンツ等、園内の探索をより深める情報を手軽に入手できる。