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ミラノの偉大な建築家およびデザイナーであるチニ・ボエリ

ロロ・ピアーナ・インテリアが創立100周年およびチニ・ボエリ生誕100周年記念として、「A Tribute To Cini Boeri」を2024年4月16日（火）より21日（日）まで開催されるミラノ・デザインウィークで展示中。ロロ・ピアーナのミラノ本社社屋、コルティーレ・デッラ・セタの会場で、ミラノの偉大な建築家およびデザイナーであるチニ・ボエリの最も象徴的な作品がメゾンの最高品質のインテリア・ファブリックをまとって登場した。

アルフレックス製作によるこれらの独自の家具は、チニ・ボエリが体現したデザイン理念の遊び心にあふれ、楽しく、現代的な側面を称えており、人とそのプライベートな空間との関係性を促進するために考案された。このチニ・ボエリとのコラボレーションによるインスタレーションは、建築家としてのチニの仕事の指針のひとつである、独立した出口を持つそれぞれの部屋と、住む人が選択することができる共有スペースのある家というアイデアに則っている。インスタレーション中央の部屋にはアイコニックなストリップス・システムが置かれ、その周囲のスペースに家具が配置されている。家具は使う人のニーズにあわせて適応し、進化していくべきものであるというチニ・ボエリの考えに従って、来場者は通路を通って実際に家具に触れたり座ったりして作品を体験することができる。

「A Tribute To Cini Boeri」は、ロロ・ピアーナ・インテリア、アルキヴィオ・チニ・ボエリ、そして常にチニの家具を生産してきた歴史あるイタリアのアルフレックスとのコラボレーションから生まれた。ほかにもチニの功績を讃える取り組みとして、展覧会「Cini Boeri nella Biblioteca del Parco」がセンピオーネ公園内の1954年のトリエンナーレのためにイコ・パリシが設計した図書館で4月15日（月）から4月28日（日）まで開催されている。