「ウッドデザイン賞」を受賞した全1,475作品が掲載された「受賞作品データベース」や、特に審査委員の評価が高かった作品を掲載した「ウッドデザイン・ベスト・プラクティスブック」も公開
政府が掲げた「2050年カーボンニュートラル」や「SDGs(持続可能な開発)」の達成に向けて、国土の約7割を占め、農山村地域が有する豊かな森林資源を活かした「地方創生」に向けて、地域材利用の重要性が高まっている。さらに、コロナ禍において、世界で木材需給がひっ迫する「ウッドショック」や、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の成立などから、地域材利用への社会の関心が高まりを見せている。こうした中で、日本の森林資源を活かし、消費者目線での木の良さや価値を有する建築・空間、プロダクト、ビジネスモデル、技術・研究等のグッド・プラクティスを広く募集し、国内外に発信する顕彰制度「ウッドデザイン賞」の応募受付が2021年6月21日(月)10時よりスタートする。
「ウッドデザイン賞」は、2015年度に創設されて、これまで6年間で1,475作品が「ウッドデザイン賞」を受賞。全受賞作品は、公式サイトに開設した「受賞作品データベース」に紹介するとともに、特に審査委員の評価が高かった作品を掲載した電子ブック「ウッドデザイン・ベスト・プラクティスブック」も公開している。
審査委員長にはプロジェクト・デザイナーの赤池学、建築・空間分野の分野長には世界的な建築家である隈研吾、コミュニケーション分野の分野長にはコミュニティデザイナーの山崎亮など、第一線で活躍する専門家が審査委員をつとめる。
「ウッドデザイン賞2021」実施概要
主催 | ウッドデザイン賞運営事務局 (林野庁補助事業) |
応募期間 | 2021年6月21日(月)10時~ 7月30日(金)18時 |
URL | https://www.wooddesign.jp/ |