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芸術とデザインの融合を追求

ホワイトストーンは、2023年9月2日(土)にソウルの中心部に新ギャラリーをオープンする。東京、軽井沢、香港、台北、北京、シンガポール、そして今回のソウルと、ホワイトストーンはアジア全域にその存在を広げている。「We Love Korea」と題した記念すべきオープニング展覧会では、東アジアのポストモダンやアヴァンギャルド・アーティスト、世界的に活躍する現代アーティストなど、さまざまなアーティストによるグループ展を開催する。

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ホワイトストーンギャラリーソウル ©Kengo Kuma and Associates

中でも“祈りの画家”として知られる日本人アーティストの小松美羽の作品は、東洋の伝統的な動物や神々を描くことで知られており、観るものに力強い感情や精神性を呼び起こす。ホワイトストーンギャラリーソウルでは、小松美羽の作品を展示するだけでなく、韓国で初めて同作家のライブペインティングを開催する。

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小松美羽 Courtesy of Miwa Komatsu

新ギャラリーの内装は、世界的に著名な建築家である隈研吾が設計を行い、地下1階から地上4階まで合計700m²の3つのメイン展示スペースと、彫刻作品が設置される風光明媚な屋上エリアを有する。魅力的なギャラリースペースでの作品展示で刺激的な空間になるのはもちろんのこと、隈 主導でのリノベーションによって細部まで配慮が行き届いたギャラリーを観ることができる。

ホワイトストーンギャラリー

1967年に東京・銀座にオープンして以来、ホワイトストーンギャラリーは世界と競合できるアートギャラリーとしての地位を確立。戦後日本の美術史を語る上で欠かせない「具体美術協会」の作品をはじめ、現代アーティストや新進気鋭の若手アーティストを紹介する、アジアで先駆的な画廊のひとつ。銀座・軽井沢の国内店舗に加え、香港(アートの複合ビル HK H Queen's)と台北に拠点を構えています。2023年5月には中国・北京でのグランドオープンを果たし、秋の韓国・ソウルのオープンに加えて、10月にはシンガポールスペースのグランドオープンが決定している。