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大阪・中之島エリアの文化の魅力を発信する新たな連携事業

ともに大阪で隣接するふたつの美術館、国立国際美術館と、大阪中之島美術館が、両館が有するコレクション(所蔵作品)や専門性を相互に活かし、新たな連携事業「コレナカ(Collections in Nakanoshima NMAO–NAKKA)」を開始した。中之島エリアの文化的魅力の向上と地域活性化を目指している。

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「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」展示風景 撮影:福永一夫

その第一弾として、国立国際美術館で開催中の「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」(会期:7月19日~11月3日)において、大阪中之島美術館が所蔵する田中敦子(1932-2005)の素描8点が国立国際美術館所蔵の田中敦子作品とあわせて展示されている。

国立国際美術館所蔵の田中敦子の代表作《地獄門》。光沢のある塗料で描かれた円と線が複雑に連なる表現は、1956年に制作された《電気服》の配線図に由来すると言われている。一方、大阪中之島美術館が所蔵する素描は、《電気服》とともに1956年の第2回具体美術展(小原会館、東京)において発表されたもの。素描といっても、110㎝×77㎝というスケールで観る者を圧倒する。

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田中敦子《地獄門》1965-69年、国立国際美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

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大辻清司《写真集『GUTAI PHOTOGRAPH 1956-1957』より 田中敦子《電気服》》1956年、国立国際美術館蔵

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田中敦子《無題(1)》1956年、大阪中之島美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

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本展示では、《電気服》をまとった田中敦子の写真、《電気服》から展開した素描、そして成熟した絵画表現を示す《地獄門》が並ぶ。大阪を代表する作家・田中敦子の創作の軌跡を、両館の連携による展示でより立体的にたどることができる。

田中敦子

大阪府大阪市生まれ。戦後の日本を代表する作家の一人。大阪中之島エリアと深いつながりを持つ「具体美術協会」に1955年に参加し、以後、主要メンバーとして活躍した。電球と管球とそれらをつなぐコードから着想を得た独自の表現を確立し、その作品は国際的に評価されています。代表作に《電気服》(1956年〔再制作1986年〕高松市美術館蔵)、《地獄門》(1965-69年 国立国際美術館蔵)などがある。

国立国際美術館

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国立国際美術館

1977年に開館。我が国唯一の現代美術を基軸とする国立美術館として、戦後の国内外の現代美術を中心に約8,300点を収蔵。2004年に万博記念公園から大阪・中之島へ移転した。

大阪中之島美術館

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大阪中之島美術館

2022年に開館。19世紀後半から現代までの美術・デザインを中心に約7,000点の作品を収蔵。大阪ゆかりの作家や世界の近現代美術・デザインを幅広く紹介するとともに、多彩な展覧会や教育普及事業を展開し、中之島エリアを代表する文化拠点として芸術文化の振興と地域のにぎわい創出に取り組んでいる。

コレクション展「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」

会期2026年7月19日(日)~11月3日(火・祝)
時間10:00~17:00、金曜は20:00まで
会場国立国際美術館 地下2階展示室
休館日月曜日(9月21日、10月12日、11月2日は開館)
料金一般430円、大学生130円、高校生以下・18歳未満・65歳以上無料
URLhttps://tinyurl.com/yu2m9rwd