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ドイツ製デザイナーズバスルームブランドDuravit導入事例

システフォス・ミュージアム(The Kistefos museum)は、ノルウェー・オスロ近郊の広大な森の中、古い製紙工場跡地に造られた現代アートギャラリー、彫刻公園、そして歴史産業博物館で構成され、草間彌生、Jeppe Hein、Tony Cragg、Anish Kapoorなど世界を代表するアーティストによる46点のアート作品が展示されている。

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システフォス・ミュージアム(The Kistefos museum)

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草間彌生《Shine of Life》©︎Einar Aslaksen

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左上から時計回り: Jeppe Hein, 'Path of Silence' ©︎Einar Aslaksen, Petroc Sesti, 'Energy-Matter-Space-time' ©︎Einar Aslaksen, Jhn Gerraed, 'Pulp Press' ©︎Jiri Havran, Marc Quinn, 'All of Nature Flows Through Us' ©︎Vegard Kleven

1996年に起業家・アートコレクターのChristen Sveeasによって開設されたこのミュージアムの新しい見どころは、公園内を流れるランセルバ川の両岸を繋ぐ橋The Twist。デザイン設計はビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)率いる、デンマークの有名建築設計事務所BIG。全長は85メートル。ねじれた外観は、直線のパネルを角度を変えながら螺旋状に組むことで曲線を表現している。

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それ自体が彫刻であり、橋であり、ギャラリーでもあるシステフォス・ミュージアム の“The Twist”。内部は3つのギャラリーエリアで構成され、パノラマギャラリーからは、雄大な自然や歴史ある建物の美しい景色を眺めることができ、また、クロースドギャラリーは、天高のある立方体の空間で、パノラマギャラリーまでを一望できる。そして2つのギャラリーを繋ぐ中央のTwist Gallery。建築のねじれた構造とリンクするように、壁が天井になり、天井が壁、そして床となるイリュージョンのような空間となっている。

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特徴的なねじれた構造は、地下に設置されたサニタリースペースにも踏襲され、Tony Ourslerの作品が壁に投影されるこの特別な空間には、ドイツ製デザイナーズバスルームブランドDuravit(デュラビット)のME by Starckの製品が導入され、あたかもひとつのアートピースのような印象を与える。

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ノルウェーの美しい森に世界中から集められたアート作品と建築作品を展示するシステフォス・ミュージアムは、世界のアートファンのバケットリストとして注目を集めている。それを裏付けるかのように、ミュージアム界のオスカーとも呼ばれるLCDベルリンアワード2020ではthe National Museum of Qatar Doha (ジャン・ヌーヴェル) 、 V&A Dundee(隈研吾)と共にDestinations Award for Best Architecture 2020を受賞している。