2024年1月上旬から、天王洲運河沿いで高さ約40mの壁画を公開制作
一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会が、2024年1月10日(水)から「TENNOZ ART FESTIVAL 2024」(天王洲アートフェティバル2024)を開催する。今回は、世界的に活躍する現代アーティスト山口歴(やまぐち めぐる)が、天王洲運河沿いの寺田倉庫T33ビルの壁面をキャンバスに、高さ約40m×横幅約22mの大型壁画を公開制作で描く。
「TENNOZ ART FESTIVAL」は、“アートの島=天王洲アイル”を舞台に、運河沿い建築物への大型壁面アート、駅通路での壁面アート、公開空地への立体アートなどの展示を増やす取り組みとして2019年より継続して開催されてきた。これまで本プロジェクトを通じて設置してきた展示作品は、天王洲アイルエリア内の全18箇所に22作品にのぼる。
5回目となる2024年は、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に世界的に活躍する現代アーティスト山口歴を迎え、天王洲運河沿いの寺田倉庫T33ビル壁面に、高さ約40m、横幅約22mの大型壁画を公開制作する。大型壁面を縦横無尽に走るストロークが描かれていく様子は、2024年1月上旬から公開制作として現地にて観ることができる。制作の詳細日時については公式サイトにて今後公開される。
山口歴
1984年生まれ、東京都渋谷区出身。2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト。絵画表現における基本的要素「筆跡/ブラシストローク」の持つ可能性を追究した様々な作品群を展開。代表的作品群「OUT OF BOUNDS」では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆跡範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆跡の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。90年代から2000年代初頭の東京ストリートカルチャーの変遷を経験して育ち、渡米後は、ALIFE、BILLIONAIRE BOYS CLUB、FTC、NIKE等アメリカのストリートカルチャーを代表するブランドの他、ISSEI MIYAKE MEN、LEVI’S、OAKLEY、UNIQLOといった企業とのコラボレーションも行なっている。
公開制作会場 / 寺田倉庫T33ビル 第二水辺広場側 壁面
「TENNOZ ART FESTIVAL 2024」開催概要
会期 | 2024年1月 10日(水)~3月31日(日) |
会場 | 天王洲アイル各所 |
主催 | 天王洲アートフェスティバル2024実行委員会 / 一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会 |
共催 | 一般社団法人エリアマネジメントTENNOZ |
協賛 | 寺田倉庫株式会社/東京燃料林産株式会社 |
協力 | 株式会社東横イン/三信倉庫株式会社/東京モノレール株式会社/パナソニック株式会社/三井住友信託銀行株式会社/三菱UFJ信託銀行株式会社 |
URL | https://tennoz-art-festival.com/ |