国内初公開の新たなメディアプラットフォーム
ソニーのデザイン部門であるクリエイティブセンターが、「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」を札幌国際芸術祭2024で2月25日(日)まで公開中。「INTO SIGHT」は「ロンドンデザインフェスティバル 2022」で好評だった新たなメディアプラットフォームの実験的な展示で、今回が国内初公開となる。
その空間に一歩足を踏み入れると、来場者の動きに呼応するように光、色、音が変化し、一度限りの景色が絶えず生み出され、現実とは異なる世界を視覚と聴覚で体験できる。今回の展示では「札幌国際芸術祭2024」のテーマである「LAST SNOW」に関連して、新たに雪をモチーフとして制作したコンテンツを追加して上映している。
展示では、透明のガラス壁面や光を反射する天井、床で構成される空間に、ソニーの高画質LEDディスプレイ Crystal(クリスタル) LEDとセンサー技術が組み込まれている。センサーがリアルタイムに人の動きを捉え、その動きに応じたインタラクションを映像や音楽で表現し、没入感と臨場感あふれる空間に変えている。
上映コンテンツ「Coded Ambience」
テクノロジーはアートをよりインタラクティブな体験に昇華できるか?という問いを発端に、自然やマテリアル、光や影といった様々な身近なモチーフ、ストーリーを織り込んだシンプル且つ奥行あるビジュアルエレメントを、光、色、音とともに複数の来場者の動きに呼応してリアルタイムに変化させる。来場者全員で一つの体験を共有、創り上げる作品を目指している。
「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」開催概要
会期 | 2024年1月20日(土)〜2月25日(日) |
時間 | 10:00~19:00 |
休催日 | 1月24日(水)、25日(木)、2月14日(水) |
会場 | 札幌市民交流プラザ1階 札幌文化芸術交流センター SCARTS |
料金 | 無料 |
URL | http://tinyurl.com/5buvynn4 |