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「時間」を彫刻する

榮村莉玖による個展「生きた TIME CAPSULE」が、ARTDYNEで2026年7月8日(水)から7月15日(水)まで開催される。榮村莉玖は2003年北海道札幌市生まれ。2026年に東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コースを卒業し、現在は東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻に在籍中。絵画、写真、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど多様なメディアを横断した制作を展開し、第46期国際瀧冨士美術賞優秀賞、CAF賞2025入選、東北芸術工科大学卒業・修了研究・制作展優秀賞を受賞するなど、次世代を担う若手作家として注目を集めている。

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榮村はこれまで「生活とアートの境界」を探求し、人との偶然の出会いや共同体の生成をプロジェクトベースで実践してきた。アーティスト・コレクティブ「Modern Angels」のリーダーとしても活動し、地域社会との対話や共創を軸に、作品を展示空間の内部に閉じることなく、社会との接点のなかで展開している。


《TIME CAPSULE》は日常で撮影した写真をアルミニウムへ転写し、日付を打刻することで制作される作品。デジタル機器によって膨大な写真が日々生み出される現在、それらの多くはデータとして保存されながら、二度と見返されることなく忘却されていく。榮村はデジタルデータの可塑性と、物質に刻まれた不可逆な時間を一つの作品へと接続。「時間」を彫刻として提示する試みを通し、見過ごされてしまう現在を知覚するための装置として、記録と記憶、データと物質、情報と歴史との関係を問い直している。

会期中7月12日(日)15:00より、美術家・キュレーターの山田康平を迎えてアーティストトークが開催される。榮村のこれまでの実践や《TIME CAPSULE》シリーズを起点に、アートをめぐる思考について語り合う。

榮村莉玖個展「生きた TIME CAPSULE」開催概要

会期2026年7月8日(水)~7月15日(水)
時間12:00~19:00
会場ARTDYNE
URLhttps://www.art-dyne.com/