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京都市京セラ美術館「モダン建築の京都」展のオンラインサロンが開始

京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」と、年間約700コースを開催するまち歩きツアー「まいまい京都」が、展覧会公式オンラインサロンを共催する。展覧会の仕掛け人や本展アドバイザーの建築史家らが、展示の舞台裏や出展作の深い魅力に迫るオンライン美術館を毎月2回配信する。さらにはサロンメンバー限定で、通常非公開の名建築を訪ねる少人数のスペシャルツアーも開催する。adf-web-magazine-modern-architecture-in-kyto-maimai-kyoto

海外からを含む参加者とは、チャット機能等を使った双方向コミュニケーションをリアルタイムで実施。コロナ禍で行きたくても行けない方と、来館者減に直面する美術館を繋ぐ、これからの展覧会の可能性を探る新たな試みとなる。

出演者プロフィール

前田尚武

一級建築士/学芸員。京都市京セラ美術館企画推進ディレクター。1994年、早稲田大学大学院修了。2003年から森美術館に在籍し「建築の日本展」(2018年)、「メタボリズムの未来都市展」(2011年)などの建築展を企画。2019年より現職。美術館における一連の建築展企画で、2019年度日本建築学会文化賞受賞。

倉方俊輔

建築史家。大阪市立大学准教授。日本近現代の建築史の研究と並行して、建築の価値を社会に広く伝える活動を行っている。著書に『京都 近現代建築ものがたり』『はじめての建築 01 大阪市中央公会堂』『神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ』など。メディア出演に「新 美の巨人たち」「マツコの知らない世界」ほか。

笠原一人

建築史家。京都工芸繊維大学助教。専攻は近代建築史、建築保存再生論。住宅遺産トラスト関西理事。DOCOMOMO Japan理事。著書に『ダッチ・リノベーション』『村野藤吾のリノベーション』『建築家 浦辺鎮太郎の仕事』『建築と都市の保存再生デザイン』『村野藤吾の建築』『関西のモダニズム建築』ほか。

サロンメンバー限定ツアー

  • 9月:京都市京セラ美術館
  • 10月:シークレット
  • 11月:本願寺伝道院ほか
  • 12月:シークレット
  • 1月:ウェスティン都ホテル などを予定

月1〜2回程度(参加費が別途必要、事前申込・抽選制)