展示会公式カタログ『六本木クロッシング2022展:往来オーライ! Roppongi Crossing 2022: Coming & Going』発刊
森美術館で開催中の展覧会「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」の図録が美術出版社より刊行され、2023年2月8日(水)より一般販売を開始した。森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として開催してきた「六本木クロッシング展」は今回で第7回目となる。今回発売された公式カタログでは、1940年代~1990年代生まれの日本のアーティスト22組を紹介。展覧会会場の撮り下ろし写真も掲載し、時勢と交わる現代アートのいまを体感することができる1冊となっている。
展覧会「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」公式カタログ
本カタログでは、1940年代~1990年代生まれの日本のアーティスト22組を紹介。 サブタイトルの「往来オーライ!」には、歴史上、異文化との交流や人の往来が繰り返され、複雑な過去を経て、現在の日本には多様な人・文化が共存しているという事実を再認識しつつ、コロナ禍で途絶えてしまった人々の往来を再び取り戻したい、という思いが込められている。
本展キュレーター4人のコロナ禍を起点とする議論により、今日考察すべき3つのトピックで構成。
- 新たな視点で身近な事象や生活環境を考える
- さまざまな隣人と共に生きる
- 日本の中の多文化性に光をあてる
出品作家
AKI INOMATA/青木千絵/青木野枝/潘逸舟(ハン・イシュ)/市原えつこ/伊波リンダ/池田 宏/猪瀬直哉/石垣克子/石内 都/金川晋吾/キュンチョメ/松田 修/呉夏枝(オ・ハヂ)/O JUN/折元立身/進藤冬華/SIDE CORE/EVERYDAY HOLIDAY SQUAD/竹内公太/玉山拓郎/やんツー/横山奈美
企画・執筆
- 天野太郎(東京オペラシティ アートギャラリー チーフ・キュレーター)
- レーナ・フリッチュ(オックスフォード大学アシュモレアン美術博物館 近現代美術キュレーター)
- 橋本 梓(国立国際美術館主任研究員)
- 近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
『六本木クロッシング2022展:往来オーライ! Roppongi Crossing 2022: Coming & Going』書籍情報
発行 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ |
発売 | 美術出版社 |
価格 | 3,400 円+税 |
発売日 | 2023年2月8日(水) |
仕様 | 224ページ、 A4 |
ISBN | 978-4-568-10556-8 C3070 |