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二人のコラボレーション作品が会場を埋め尽くす

OIL by 美術手帖ギャラリーでは、2023年4月8日（土）から4月30日（日）まで、アーティストのNAZEと谷口正造による二人展「夜の公園で遊ぶ約束をした」を開催する。本展のために制作された、二人のコラボレーションによる多数の新作を発表する。本展は昔からの知り合いだったという二人が、数年ぶりに再会したことから始まる。知人ではあったものの深く交わることはないまま、互いの活動域での創作を続けてきたNAZEと谷口。本展の出品作品はすべてコラボレーション作品となる。

NAZE × 谷口正造《未来は待ってくれない》（2023）

展覧会概要

NAZEは1989年茨城県生まれ。即興性を持つキャラクターや街の壁画を模した画面、自身への問いかけでもある文字を特徴とする、ストリートカルチャーをベースとした作品を発表してきました。また、京都を拠点とするアーティストユニットcontact Gonzoとしても活動している。谷口正造は1990年愛媛県生まれ。2013年より個展やグループ展での発表を開始。谷口の描くかわいらしいキャラクターたちは、絵本の世界を想起させる物語性をまとい、悲しみ、愉快さ、喜びなど繊細でシンプルな感情を思い起こさせる。互いのアトリエを行き来しながら制作されたドローイング、絵画、立体など様々なメディアによる作品を発表。遊びの約束を交わすときのような高揚感をそのままに、NAZEと谷口による表現すること、創作することへの熱が表出した二人展となる。

アーティストステートメント

「たとえば、コンクリートのジャングルジムを飛び越えて」

「夜の公園まで行こう！！」

「そうだね、それいい！そしたらさ…」

NAZE　谷口正造

作品販売について

• 出品作品はオンラインのみで販売
• オンライン販売開始・エントリー申込開始：4月17日（月）10:00〜
• 販売作品：ドローイング、ペインティング、版画2種（各ed.20）、立体作品など

NAZE / ナゼ

1989年茨城県生まれ。グラフィティカルチャーをベースに、触覚的な筆致で描かれるドローイング、スプレーやコラージュを用いたペインティングや、廃棄物を使ったオブジェ、テキスタイルワークなどの作品を制作。contact Gonzoとしても活動。

NAZE《Naze in the sky with drawing》（2023）

NAZE《Hello 03》（2022）

谷口正造 / Syozo Taniguchi

1990年愛媛県生まれ。2016〜21年に6年連続で吉祥寺キチムにて個展を開催。グループ展に16年「HORIZON THAT APPEARS OUT OF THE SLEEPY WOODS」（Stephen Friedman Gallery、ロンドン）、21年「youth（仮）」（Yutaka Kikutake Gallery、東京）ほか。

谷口正造《お茶をどうぞ》（2022）

谷口正造《RUN》（2021）

アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」

「OIL by 美術手帖」は、これまでアートシーンの動向を伝えてきた『美術手帖』が、日本を代表するギャラリーやアートストアとともにつくる＂オンラインでアート作品を購入できるサービス＂。メディアとしてアートと社会をつなぐ役割を担ってきた『美術手帖』は、このサービスを通じて「アート作品の購入」という体験を届ける。2019年秋には渋谷パルコの2階にギャラリーをオープンし、アート作品との出合いの場を創っている。