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⽇本橋を拠点にアーティストのクロスカルチャーの発信地として

NACCは、第4弾⽬の企画展として「NACC / 日本橋アナーキー文化センター Vol.4」を2023年2⽉4⽇(⼟)から3⽉16⽇(⽊)まで開催する。本展では、後藤繁雄(G / P + abp)のキュレーションのもとに、メゾン・ミハラヤスヒロが発⾏するアートフリーペーパー『⼟⾊豚』に登場した、最も注⽬すべき新鋭アーティストによる第2回⽬の選抜展「アートは魔術 / ⼟⾊豚 選抜展その2 Art is Magic」も同時開催となる。
NACC / 日本橋アナーキー文化センター vol.4

「アートは魔術」の出展作家は4⼈。たかくらかずきは、仏教における転⽣とゲーム世界のステージをアナロジーとして扱う。彼が創るNFT 作品は、まさに再魔術化の実践。また、現役の看護師でもある⼩嶋晶は、ボディと認知の接続を疑う。また、⼭形を拠点に制作する⻘⼭夢は、神話学的思考で世界をとらえなおし、獣を通して呪われた⼈間の宿痾を描き出す。そして多和⽥有希は現代写真アートそのものを再魔術の最前線として再定義する。展⽰と並⾏し、『⼟⾊豚』バックナンバーを合本しDIEGOがペインティングした限定100 部のスペシャルブック『DOIROBUTA OBSESSION MUSEUM』の展⽰販売も引き続き⾏う。

アート

⽇⼭ 豪

2018年に制作されたインスタレーション作品≪絃≫をNACCにある⾳響設備に直接張りつける。鑑賞者は絃に触れ⾳を奏でることができる。電⼦⾳楽を中⼼に作品を制作する過程の中で感じた「⾳はどこにあるのか。⾳は何と関係するのか。⾳を鳴らすと何が⽣まれるのか。⾳とは。⾳楽とは。」という疑問に対して、それを形にして答えを⾒出そうとする試み。adf-web-magazine-nacc-vol-4-2adf-web-magazine-nacc-vol-4-3

もしもしチューリップ

パフォーマーとして多⽅⾯で活躍する3名による、初の展⽰作品。ユニット名の由来でもある電話を使った、ちょっぴりノスタルジックでアナーキーな作品を楽しむことができる。adf-web-magazine-nacc-vol-4-8

Biko and Kenny from TZC

若者、道、社会問題に焦点を当てた作品を制作し、メッセージを届け続ける少年たちが、エントランスワークで、⾼さ約6mの壁をドローイング。adf-web-magazine-nacc-vol-4-11adf-web-magazine-nacc-vol-4-12

DIEGO

メゾン ミハラヤスヒロが発⾏してきたアートフリーペーパー『⼟⾊豚』を合本したスペシャルブックの表紙をDIEGOがペインティング。限定100部の『DOIROBUTA OBSESSION MUSEUM』を展⽰販売。adf-web-magazine-nacc-vol-4-9

KOSUKE TSUMURA

スケートボードをインテリアにした「skateboard cover」をはじめ、多様なマテリアルを⽤いたパズルピースを組み替え、インテリアや⾐服に擬態することで、⼈々の⽇常を再考する“PUZZLE WARE(パズルウェア)”より、“クッションのパズルユニットの組み替えで椅⼦は椅⼦を超える”を コンセプトに制作された「seathing of seats」を展⽰。adf-web-magazine-nacc-vol-4-5

PAC CAT

破棄された使い捨てマスク群がどことなく鎧のように⾒えたというところから着想を受け、⼩さく切った紙のピースを無数に連ね、甲冑を纏ったような2メートルのボディを制作。“複製と結合から⽇々⽣み出されては捨てられてゆく情報の表現”として、⾝体を覆う紙のピースは、コピー紙や、ペイント、プリントを施したラミネート加⼯の耐⽔紙が⽤いられている。adf-web-magazine-nacc-vol-4-16adf-web-magazine-nacc-vol-4-15

urayutaka

70年代後半〜90代前半の空気感を表現するような、エモさと⽪⾁を交えたデジタルコラージュを作成し、そのコラージュ作品をあえてアナログな編み物で仕⽴てたニットアートを展⽰。adf-web-magazine-nacc-vol-4-17

ファッション

Water Blue

新しいファッションの捉え⽅を提案するosumiによる、3DCGを活⽤したビジュアル映像を多数展⽰。スニーカーのソールを⾮現実的な動きで⾒せるなど、3DCGでしか出来ない、新しいファッションの可能性に引き込まれる映像作品が並ぶ。adf-web-magazine-nacc-vol-4-20

Opening Party Curated by Oi-chan(OIP)

かんばらけんた、⾼村⽉、ちびもえこ、⾁襦袢ゲブ美、平位蛙 × MACHAKIMEN、⼭⽥ホアニータ、ChikakoTakemoto、Kily shakley、KUMI

Oi-chanキュレーションのもと、ポールダンサーやドラァグクイーンなど総勢10名の多彩なアーティスト達が魅せる、エンターテインメントショーを NACC のスペシャルステージにて開催。会期中、全パフォーマンス映像を特設スペースにて放映。また、ダンサー平位蛙が、本展⽰参加作家のPAC CAT制作のヘッドピースを着⽤してパフォーマンスし、その様子をMACHAKIMENが映像に収めたコラボ作品も放映する。

空間デザイン

Insideout ltd.の久保寛⼈、ON の⼤井裕介と中坪多恵⼦のサポートのもと、既存の内装や什器を取り壊し、展⽰空間としての新たな環境へと再⽣。

「NACC / 日本橋アナーキー文化センター vol.4」

期間2023年2⽉4⽇(⼟)から3⽉16⽇(⽊)まで
時間平⽇:10:00〜19:00 / ⼟⽇祝:10:00〜20:00